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ハンドメイドのオーダーは面倒でもやった方がいい!その理由は?

ハンドメイドでオーダーを受けるのは、正直面倒なことも多いです。

・お客様の要望を聞いて、何度もやり取りをしなければいけない。

・クレームや作り直しなど、トラブルになる可能性もある。

・オーダーを受けていると、他の作品を作る時間がない。

・納期があったり、プレッシャーがかかる。

など・・・。自分の好きなように作るわけではなく、お客様の要望に沿ったものを作るのでとにかくプレッシャーがかかって、納品するまでは気が気じゃないですよね。

余裕がない時は、オーダーは受けない方が無難だとは思います。

でも、面倒でプレッシャーもかかるけど、それでもオーダーで作ることの大きなメリットがあるのです!!

ハンドメイドで売れ残りが多いと利益につながらない

通常のハンドメイド販売では、必ず売れ残る商品があります。

特にイベントなどではたくさんの商品を作るので、売れ残りも多くなる事が多いです。よほどの人気作家さんなら「完売」もあり得るかもしれませんが、普通に考えればそれはめったにないことです。

イベントで売れなかった商品は、委託先に持って行ったり、ハンドメイドサイトで販売したり、場所を変えて販売する方法もあります。それでうまく売れることもあります。

でも、それでも売れなかったら?

ハンドメイド品にも旬があります。何か月も、何年も売れ残ったものは、もうとっくに旬の時期を過ぎってしまっているんです。

商品を見た人には、売れ残りとは分からなくても、旬でないものはなんとなくわかるものです。長く店頭に置かれていたものは色があせていたり、たくさんの人が手に取って手垢がついていたり、毛羽立っていたり。家でずっと保管していたものは、生活臭がついてしまっていたり。

売れ時を過ぎてしまった商品は、もう売ることは難しくなります。

そうなる前に、値引きして売るという方法もありますが、それをしてしまうと値引きされるのを待つお客様も出て来ます。この作家さんは、一定期間過ぎたら値引きするから、それを狙おう。と思われたら・・・。

もう、安値でしか売れない作家になってしまいます。

ハンドメイド品は、出来るだけ値引きはしない方がいいと思います。

最初から、「セールはしません」と言い切っていいと思います。その方があなたのブランドイメージを崩さずに済みます。

値引きするとしても、商品を買ってくれた人にポイントをつけて、ポイントが溜まったらいくらが値引きするくらいにしておいた方が無難です。

ハンドメイド販売で、売れ残りや在庫を持つことは、そのまま赤字につながっていきます。

いくら他の商品が売れていても、一部の商品の売れ残りがたくさんあって、在庫をたくさんかかえていたら、いつまで経っても利益は上がってきません。

オーダーなら売れ残りなし・在庫なし・赤字なしで販売できる


そんな、ハンドメイド作家にとって命とりとも言える「売れ残り」を作らず、「在庫」も持たずに販売できる方法が「オーダーメイド」なのです。

オーダーが来ることを見越して、材料をたくさん用意する必要はありません。

オーダーが来てから、すべてを用意するのです。

①オーダーの注文が入る

②オーダー品を作るための材料を購入する

③製作する

④納品する

この時重要なのは、材料はそのオーダーに必要な分だけ購入するという事です。

「またオーダーが入った時に使えるように多めに買っておこう」という事はしません。それだと、もしオーダーがその後なかったら使わない材料=在庫になってしまいます。

たくさん購入するより割高になってしまうかもしれませんが、そこは潔く必要な分だけ購入します。そしてその材料代や送料も原価として計算し、オーダー価格に反映すればいいのです。

また、注文を受けてから材料を発注するので、納期もその分日数がかかります。そのことも前もってお客様に伝えておく必要があります。

このような流れでオーダー品を作れば、売れ残りもないし、在庫も持たなくていいし、もちろん赤字になることもありません!

まさに理想的な販売の仕方ですよね!

材料ばかり増えた、資材置き場のような部屋で生活することもないのです。(ハンドメイド作家って、材料がとにかく増えますよね。。。)

これが、面倒でもハンドメイドのオーダーをやった方がいいという理由です。

ハンドメイドでオーダーを受けるなら、1万円以上で設定すべき!

この方法でオーダーをしようと思ったら、いくつかポイントがあります。ひとつは価格設定です。

この方法で、1,000円や2,000円のものを販売したらどうなるでしょうか?

その都度送料をかけて材料を調達し、製作していたら・・・利益はほとんどありませんよね。

この方法は、高値で販売してこそ意味があります。最低でも1万円以上の設定にしましょう!(原価はきちんと計算した上で決めましょう)

その方が、オーダーメイドの価値も上がります。ちょっと高めだからこそ、人は「欲しい!」という気持ちも高まるんです。

もちろん、お客様が「この金額を出しても買いたい!」と思える商品であることは大前提ですよ。1万円の価値がある商品をまず作れなければ話になりませんので・・・。

もうひとつは、オーダーならではの特別感をふんだんに入れ込むことです。

例えば、

・ラッピングにこだわる。

・メッセージカードをつける(手書きで!)

・商品の手入れ方法などを説明したカードをつける

・次のお買い物に使える割引券をつける

ここまですると、ものすごく特別感があると思いませんか?商品が届いた時に「わぁ!」と驚いてもらえるような演出をしましょう。

オーダーでなければ、ここまでする必要はないと思います。逆にこのラッピングいらないからその分安くして・・・と言われる可能性もあります。

オーダーだからこそ、やって効果があります。

メッセージカードには、商品を購入していただいたお礼と、「商品を使ってみた感想もぜひお知らせください。」と添えましょう。誠心誠意、きちんと対応してもらっているな、信頼できる作家さんだな、と思ってもらえることがすごく重要です。

そう思ってもらえれば、リピーターになってもらえる可能性もあります。

このような特別感を感じてもらえれば、高い金額を出した甲斐があったな、買って良かったな、と思ってもらえる可能性も高くなります。

決して、高額のオーダーメイド品を、リサイクルの梱包材で包んだり、センスのない包装紙で包まないでくださいね・・・。そこまでが全部含めて商品だと思ってください!

エコの時代ではありますが、こだわるところはしっかりこだわりわっていいんです。

一度、人気作家さんの作品を購入してみるのもおすすめです。

一流のハンドメイド作家さんなら、メッセージのやり取りも、ラッピングも、もちろん商品も、一流のはずです。なにが違うのか?知るためにもきっと勉強になると思いますよ。

あなたが普段作っている作品も、オーダーメイドに切り替えることが出来るかもしれません。そうすれば、無駄な費用も労力もかけずに今より楽に販売できるようになるかもしれません。

プレッシャーに負けずに、挑戦してみる価値は十分あると思いますよ!

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