ハンドメイド販売 PR

ハンドメイドで生計を立てることは可能なのか?

大好きなハンドメイドだけをして生活したい。

今の仕事を辞めてハンドメイドを仕事にしたい。

そんな風に思うハンドメイド作家さんはたくさんいるのではないでしょうか?

では、実際にハンドメイドだけで生計を立てることは可能なのでしょうか?

ハンドメイドで生計を立てるには月の売上が50万以上必要!?

生計を立てるという事は、ハンドメイドの収入だけで生活していかないといけません。となると、家賃・光熱費・食費・教育費・車関係・税金・保険料・・・など、すべてをハンドメイドの収入だけで払っていく、ということです。

売上=利益ではありません。

たとえ50万売り上げがあっても材料費・梱包費・送料・通信費・交通費などの費用をすべて差し引いたら、利益は20万くらいになるでしょうか。場合によってはもっと少ないかもしれません。

月20万で、生計が立てられますか?

旦那さんの収入があったり、独身の方なら、なんとかなるかもしれません。こうなると生計が立てれるかどうかはその人次第という事になってしまいますが・・・。

月に50万売上があれば、余裕で生活できるようなハンドメイド作家の成功者のように聞こえますが、あくまでも売上です。原価をおさえられれば、利益は20万以上にもなるかもしれませんが、現実的にどうでしょう?

実際、ハンドメイドの収入だけで100万以上稼いでいるような方もいらっしゃるのは事実です。そんな方なら、余裕で生計が立てられるかもしれません。

でも、そこまでの人はほんの一握り
です。

そして、今は100万売上があっても、ずっと続く保障なんてないわけです。

そう考えると、「ハンドメイドで生計を立てるのは不可能ではないが、かなり厳しい」という答えになると思います。

好きなことだけして生活できるなんて幸せだなぁと思っているかもしれませんが、好きなことだけして生活するにはものすごく大変です。

楽しくないこともしないといけません。決してキラキラした生活ではないかもしれません。努力を怠れば、すぐに売り上げは落ちてしまうでしょう。

楽して、簡単に、気軽に、生計を立てれるほど甘くはないということです。

ハンドメイドを楽しく続けたいなら副業としてやった方がいい

生計を立てるとなると、楽しいとか楽しくないとか、やりたいとかやりたくないとか、正直言っていられません。生活するために、売らないといけないのです。

それを知ったうえで覚悟を決めてやるならいいと思います。

でも、だからと言って「私は絶対ハンドメイドで生計を立てるんだ!」と決めて今の仕事をすぐに辞めてしまうのはちょっと待った方がいいですよ。

まずは今の仕事を続けながら、副業でハンドメイド販売をして、安定して稼げるようになってからでないと、「仕事やめてハンドメイドだけやる!」と言っても自分も家族も納得できないでしょう。

また、楽しくやりたいなら、副業として月5万円くらいを目標にすることをおすすめします。ただ、確定申告が必要・不必要に関わらず、勤めている会社には副業をすることを許可してもらえるか、確認しておいた方がいいと思います。

確定申告が不要でも、市役所に住民税を納めるための申告は必要です。

最近は、副業OKの会社も多くなっていると思います。私の職場もそうです。

働き方改革で、副業も積極的に認めるべきだという世の中にもなりつつある今、ハンドメイドは副業としては挑戦しやすいと思います。

副業として、お小遣い程度で、家計の足しになれば、という感覚なら、ハンドメイド販売でも十分可能です。

会社に所属していれば、最低限お給料は約束されますし、社会保険や有給などがありますが、ハンドメイドだけとなるとそれが全くありません。

体調を崩して製作や発送が出来なければその分収入はありません。自分で健康保険に加入し、国民年金も支払わなければなりません。そいういった面からも、会社に所属しながら、好きなことを副業でするのが一番幸せなのでは?と最近思います。

ハンドメイドの資材を売って稼ぐ

ハンドメイド販売と言えば、完成した作品を販売することがメインだと思いますが、それと合わせて資材などを販売して稼ぐという方法もあります。

例えば、ピアスのパーツ、ビーズ、ボタン、レース、スマホカバーなど。

ミンネやメルカリなどでも、こういった資材を販売している人をたくさん見かけると思います。ハンドメイド作家や、ハンドメイドをする人に向けて販売するのです。

これ、やり方次第では結構な売り上げになるそうです。

しかも、作る必要がないので、手間も時間もほどんどかかりません。

注文を受けたら、梱包して発送するだけです。これなら本当に片手間でできてしまいますよね。ハンドメイド品の販売と合わせて、資材も売る。これで売上を上げることが可能になります。

他にも、オリジナルのレシピ(型紙)やキットを作って販売するという方法もあります。ハンドメイドのバックの型紙だけを販売している方もいらっしゃいます。一度レシピを作ってしまえば、あとは売れれば印刷して紙2~3枚を郵送するだけです。

ひとつのレシピが500円~1,200円くらいで売れるようなので、人気が出れば結構な金額になりますよね。

キットも実はほしいという人が多いのです。ただ、作家としてある程度の作品を販売した実績がないと、キットは売れにくいかもしれません。この作家さんが作る世界観が好きだな、とか、布選びがいつも素敵だな、というイメージがあってこそ「キットが欲しい」という気持ちになると思います。

キットも、レシピと材料をセットして販売すればいいので、作る手間がないですよね。

オリジナルの布などを作ってキットにすれば、あなたからしか買えない特別なキットとして人気になる可能性だってあります。

オリジナルのキットを販売している人気のショップ「SUGAR TREE」さん。

 

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わたしもファンです!

シュガーツリーさんのアーチトートのキット↓

(完成したら、また写真をアップさせてもらいます!)

完成品にこだわらず、資材、レシピ、キットなど、いろいろな形でハンドメイドに関わる商品を販売して、売上げを上げる。そうすると気持ちにも余裕が出来て、メインの作品も楽しく作っていいものが出来る、という事もあると思います。

気持ちに余裕がないと、作品にも現れますよね。売れなきゃいけないと思うと、逆に何をつくっていいか分からなくなってしまいます。

売上が全くなくて、次の作品の資材も買えない・・・なんてことにならないように、視野を広くしてみましょう。

ハンドメイドの作品と資材は同じサイトでは販売しないで!

ハンドメイドサイト内で、素敵なピアスと、その隣にピアスのパーツが売られていたらどう思いますか?

なんかいい気はしませんよね。「あ、このピアスはこの5個で150円のパーツを使って作っているのね。」という事をアピールしていることになってしまいます。

実際はそうでなくても、そう思われてしまいますよね。

そのパーツが安ければなおさらイメージが下がるだけです。

作品と資材を一緒に販売するということは、どんな材料で作っているかを公表しているようなものですので、絶対に避けましょう。

ハンドメイドでどこの材料を使っているとか、どこの店で買っているかなどは、公表するべきではありません。材料の価格なども知られてしまえば、原価がこれくらいで、販売価格がこれくらいなんだなーと推測されてしまうかもしれません。

よくある作家同士の会話で「布はどこで買ってますか?」「このパーツはどこの店で買えるんですか?」という内容。

私も作家として活動を始めたばかりの頃は、「これは○○さんで買えますよ!おすすめですよ!」なんてほいほい答えていましたが、これは答えてはいけませんよ。もちろんお客様にもです。自分のお店の情報をもらしていることになるので、そこは企業秘密です。

もし聞かれたら「うん、いろいろですね~」とか「だいたいネットですね~」など、軽く流してみて下さい。それ以上はたぶん、聞かれないと思います。

ただでさえ、ハンドメイドでは同じ布で作られていたり、似たようなデザインで作られている物があふれています。作る人が増えた分、オリジナリティを出すのも簡単ではありません。

資材などを販売する時は、別のサイトにする、作家名は使わないなどして、作品とは切り離した環境で販売しましょう!

私がハンドメイドを本業ではなく副業でやる理由。子育て主婦の現実と今後の目標について子育て、自分たちの老後、親の介護など、これからの現実を考えると、ハンドメイドを本業にするより、副業でやる方かメリットが多い。ハンドメイド作家のリアルな実態とは?...