2020年９月４日放送のヒルナンデス「ドケチ隊ハンドメイド主婦に弟子入り」のコーナーでTシャツヤーンが特集されました！
（2020年6月17日放送のヒルナンデスでもTシャツヤーンが特集されました！この記事の下に追記しています。）
先生として出演されていたハンドメイド作家さんは、作品の８割が売れているそうです！
やはりTシャツヤーン市場はありそうですね！
由紀さおりさんが作ったパスケース（ミニポーチ）は１，２００円で、松本明子さんの星のキーホルダーは８５０円で売れていました。春日さんのつり革あんしん君という作品だけは売れなかったようです。
番組では制限時間６０分で完成させていましたが、かぎ針の経験がある人なら、もう少し短時間でも完成するかもしれません。
ここでは、由紀さおりさんが作ったパスケースと同じような作り方で、ポーチを作ってみました！
Tシャツヤーンを使って、簡単なポーチを作ろう！
用意するもの
・Tシャツヤーン（ここではフックドゥ・ズパゲッティを使用）
・コンチョ １個
・スエード紐８０㎝くらいを２本
・かぎ針８~１０号
作り方
①くさり編みを１４目作る
②端から２つ目の裏山にこま編みを１目入れる
（編んだところ）
③同じように裏山に1目ずつ編んでいき、端まで来たら最後の目にもう一つこま編み
④その後は最初に編んだくさり部分を拾って、１目ずつ編んで行き一段目の最後の目には2目入れる
⑤１段目の最初の目に引き抜き編みをし、くさり編み１目で立ち上がり、
⑥⑤と同じ目にもう２目入れる
⑦端まで来たら、最後の目に２目入れる
⑧あとは1つの目にの１つのこま編みを編んでいき、引き抜き編み、立ち上がりで好きな高さになるまで編む
※正しく編めていたらこんな感じでポーチの形に立ち上がって来ます
※８段編んだところ
⑨このままでもいいですが、最後に引き抜き編みをすると入れ口がしっかりしてへたりません。
⑩コンチョとスエード紐を付けたら完成！
完成までにかかった時間は約４０分でした！
サイズは長財布が入るくらいの大きさで、番組で紹介されていた物よりだいぶ大きくなってしまいましたが・・・。
小さいサイズで仕上げたい場合は、最初のくさり編みの数を減らしてくださいね！そうすればもっと短時間で完成します。
私は普段から編み物をしていますが、決して作業は早い方ではないので、これくらいかかりましたが、慣れている方なら３０分位で出来そうですね。
今回は分かりやすいように無地のTシャツヤーンでシンプルに仕上げましたが、ヒルナンデスで由紀さおりさんが作っていたようなカラフルでインパクトのある色や柄の糸を使ったり、
季節に合わせてファーやフリンジを付けたり、チャームを付けたりアレンジすれば世界にひとつだけのポーチが出来上がります！
また、編み方もほんの少し変えるだけでイメージもガラッと変わりますので、ぜひいろいろ試してみて下さいね！
2020年もTシャツヤーン人気は継続中！
2020年6月17日にもヒルナンデスで「Tシャツヤーン」が特集されました！
講師の先生は前回と同じ、村田和子さんという方で6才の男の子のママさんです。paeonia（ピオニア）という作家名で活動されています。
ハンドメイド歴は3年。約8か月前の放送からますます作品の幅も広げて活躍されています。
今流行のマクラメ編みをプラスしたポーチ
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ビニール生地も流行っていますね！
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花柄のフリフリでかわいらしく
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今回番組で紹介されていたpaeoniaさんの作品と価格はこんな感じでした↓
バンブーマルシェバック 6,980円
ファーポーチ 1,980円
ショルダーバック 4,900円
デニムペットボトルホルダー 1,780円
スターモチーフキーホルダー 600円～
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前回松本明子さんがこんな感じの星のキーホルダーを作って売れていましたね！
売れ筋はキーホルダー、小物ケースなどの王道から、ビーチサンダルの鼻緒をTシャツヤーンで編んだものや、ティッシュカバーなどのインテリア品も人気なんだそうですよ。
では、今回ヒルナンデスで紹介された作品の結果はというと・・・
松本明子さん スマホケース 950円 → 売れず
山之内すずさん たくさんお水飲んで健康できれいなままでいてよね（ペットボトルケース） 1,100円 → 売れず
春日さん つり革なんて怖くねーぜ！ピース！ 750円 → 売れた
なんと春日さんのよく分からない作品（すみません）だけが売れるという結果でした。春日さんの作品は、つり革を直接つかむのに抵抗がある人のために指にはめるアイテムだったのですが、購入したのは10代の女性。
名前のインパクトと、作品の星のコンチョがかわいかったのが購入の決め手だったそう。ちなみに電車通学だそうで、ちゃんと春日さんの意図は伝わっていたのがすごい。
商品の名前も重要ですね。
松本さんの作品は普通に可愛かったですが、同じような作品は数多くあるのでそれこそインパクトとかオリジナリティが足りなかったかもしれません。
講師の先生も「スマホケースとして売るならサイズ表記をした方がいい。またはマルチポーチとして販売した方が良かったかも」との事でした。
山之内すずさんの作品はスタジオでも絶賛されていて確かに可愛かったですが、やはりちょっと工夫が足りなかったかなと。Tシャツヤーンは比較的簡単に編めてしまいますが、ただの細編みだけで編んだ作品はもう売れにくくなっています。
最近は編み方を工夫している作品が人気があるので、ちょっと編み方を変えるだけで変わってくると思います。それから、黒×レオパードはやはり秋冬のイメージなので、夏っぽいカラーにすると売れたかもしれませんね。
ズパゲッティが素材としては一番おもしろい
Tシャツヤーンの種類も今ではたくさんあります。
ちょっと前までなかなか購入出来なかったロシアヤーンなども比較的買いやすくなりました。
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Tシャツヤーンの代表格、ズパゲッティは、他のTシャツヤーンと比べて糸が不揃いで扱いにくかったり、生地が厚くて作品が重たくなってしまったり、色々とやっかいなことも多いのですが、それでもやっぱりズパゲッティが素材として一番おもしろい！と私は思います。
おもしろい！というのは、まず柄もので言うと本当に「一期一会」の「一点もの」も多いという事。すっごく素敵な作品に仕上がって、また同じものを作りたいと思っても、欲しいと言われても、2度と同じ作品は作れないというのが魅力的です。
「再販」して販売していくことには向きませんが、「一点もの」として販売するのには向いています。
そして、糸が不揃いだからこそ作品に味が出る。編み目がきちっと揃っている、歪み一つないような作品が好きな人には納得出来ないと思いますが、ちょっと歪んでいたり、編み目がそろってないのも「おもしろさ」「唯一無二」として喜んでくれるお客様もたくさんいます。
くせがあるからこそおもしろい。ハンドメイドならではですよね。
色・柄・太さ・素材・毛羽立ちなどくせが強いズパゲッティは、クセを生かすことを考えながら楽しく作りましょう。編んでみないとどんな風に仕上がるのか分からない、新たな発見もあると思いますよ♪
