2020年6月19日のヒルナンデス「デキ女への道」でブラウスで作るリメイクバックが紹介されました。
「デキ女への道」シリーズでは毎回超簡単に作れるリメイクハンドメイドを紹介していて、今までもデニムリメイク、ネクタイリメイクと紹介され今回はブラウスリメイクです。
ネクタイリメイクについてはこちらの記事に書いています↓
このコーナーでは当たり前になって来た「縫わない」作り方が今回も炸裂です。
針も糸もミシンも使わない。1時間で出来るリメイクです。
7月1日からは全国でレジ袋が有料化になり、エコバックにもこれからますます必需品になります。
家にあるブラウスやシャツで作れるというのはまさにエコだし、いろんなサイズ・デザインのエコバックの需要が高まることも予想されますね。
今はどのハンドメイドサイトや、フリマサイトを見ても売れ筋アイテムは「マスク」ですが、もうしばらくすると「エコバック」がランクインしてくるかもしれませんね。
では、早速見ていきましょう!
ブラウスリメイクエコバックの材料は?
まず材料ですが、古着(もう着なくなったブラウスやシャツ)を用意します。柄物でも無地でも何でもOK。このブラウスがバックの本体部分になります。
そして、持ち手や装飾に使うブレードなどを用意します。
番組で紹介されていた講師の先生は、ユザワヤ芸術学院の北島真紀先生という方です。ハワイアンキルトなどパッチワークを主に教えている先生のようです。
番組で用意されていたブレードの種類を見て「さすがユザワヤさん」と思いました。そのへんの手芸屋さんでは見つけられないようなハイグレードのものがたくさん並んでいましたね。
舞台衣装なんかにも使えそうな高級感のあるばかりたったと思います。なのでお値段も結構なもの。
番組で皆さんが選んでいたのは
久本さん
紅白トライバル柄 | 120㎝ 765円 |
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ミラー付き | 80㎝ 510円 |
リボン | 50㎝ 374円 |
フリルリボン | 50㎝ 429円 合計2,078円 |
SHELLYさん
トライバル柄 | 120㎝ 260円 |
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ゴールドブレード | 200㎝ 396円 合計656円 |
河北さん
カラフルブレード | 120㎝ 897円 |
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ふわふわブレード | 70㎝ 228円 |
ミラー付き | 50㎝ 163円 合計1,288円 |
久本さんの材料費の合計は2,078円です。かなり贅沢な選び方です。普通に考えて、使い古しのブラウスのリメイクで、エコバックを作るのに材料がこのお値段ではなんだかミスマッチな気がしてしまいます。
まぁ、作ったものを販売するわけではないし、自分で使うのが前提であればどんな材料を使って、いくらお金をかけても自由なわけですが、こんなに上等なブレードを使うならせめてブラウスのような薄手の素材ではなく、デニムなどのしっかりした生地と合わせて高級感のあるバックに仕上げたいなぁと思ってしまいます。
SHELLYさんくらいのお値段がしっくりくるかなぁと個人的には思います。
装飾用のアイテムは、家にある半端なレースやボタンなどを使って作うとさらにエコだし、使い道に困っているような材料を消費できるならなおいいですね。わざわざ高い資材を買わなくても大丈夫です。
リメイクエコバックの作り方
では、番組で紹介されていたリメイクエコバックの作り方を紹介します。
①袖を縫い目ごと切り落とす。
②襟の部分を、第一ボタンの下を目安にしてまっすぐ切り落とす。
裾はカーブ下を目安にまっすぐ切り落とす。
③前立て部分を処理する。
ボタンを外してボタンとボタンの間に布用両面テープを貼る。ボタンの周りには布用接着剤を塗る。
一か所ずつボタンを留めながら、テープを剥がして張っていく。これでエコバックの原型はほぼ完成。
番組で紹介されていた両面テープと接着剤はこちらです↓
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洗濯しても、クリーニングしても大丈夫。超強力な布用の両面テープや接着剤は近年利用する人も増えています。
少し前までは「布をテープやボンドでくっつけるなんて邪道」というイメージもあったのですが、品質も良くなり特にパンツの裾上げなどにはこのテープやボンドを利用する人が本当に増えたなという印象があります。
アイロンをかけることでさらに強度が増すので、ミシンで縫ったのとそう変わりない仕上がりになります。
ただ、やはり販売する「商品」として作るのであれば、「手抜き感」は拭えないのでまだテープやボンドで作ったものはなかなか理解されないでしょうね。
④裾のサイドに8㎝の切込みを入れる。裾全体にも2㎝の間隔で切込みを入れる。
出来たフリンジを全てかた結びしていく。フリンジは内側に入れ込めば見えなくなり、丸い底になる。
⑤ブラウスの上側にテープを貼り、折り返して布の断面を隠す。
⑥持ち手のブレード(60㎝を2本)を16㎝間隔を開けて接着剤で貼る。サイドの布は裏側に折り込んで接着剤で貼り、さらにアイロンをかけて強度を補強する。
(折り込む布が長すぎる場合は、3㎝くらいを残してカットする。)
⑦装飾用のブレードやフリルなどのテープを好きなように配置し、布用両面テープで貼り付ける。
⑧わきの部分の裁断面にほつれ止め(ピケ)を塗ったら完成。
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余った布で作るファブリックトレイの作り方
切り取った袖部分の布を使って作るファブリックトレイの作り方も番組で紹介されていたので、それもご紹介しておきます。
材料
袖部分から切り取った布 18㎝角
フエルト生地 18㎝角
ラミネートフィルム 18㎝角
リボン 20㎝を8本
装飾用のスパンコールやドライフラワー
作り方
①フェルト生地の外側に布用両面テープを貼り、袖部分の生地を重ねて接着する。
②端から3センチのところに布用両面テープでリボンを張り付ける(8本)
③ドライフラワーなど好みのパーツを布用接着剤で仮止めし、その上にラミネートフィルムを重ねアイロンで少しずつ接着する。
④四隅のリボンを結んで余分な長さをカットしたら完成。
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とっても簡単に作れますね。でも、わざわざラミネートフィルムを貼るのがにくい演出ですね。さすがユザワヤさん。いろんなアイテムを惜しみなく出してきますね!
今回はブラウスやシャツをエコバックにリメイクして、ファブリックトレイも作っていましたが、ファスナーを付けてポーチにしてもいいし、巾着にしてもいいし、何でもリメイクできますね。
デニムよりも扱いやすいし、本当に布用両面テープと接着剤だけで作れるのならあっという間に完成してしまいます。
もう着ないけど、柄が気に入っているブラウスとか、リメイクしてまた違う形で身近に置いておけるのは何だかうれしいですね。
ちなみに、このブラウスで作るリメイクエコバックですが、つい最近放送された「ガールズクラフト」(NHK)でも同じような作品が紹介されていました。
ガールズクラフトではブラウスではなくTシャツリメイクのエコバックでしたが、裾をフリンジにして結んで底にするというやり方は全く同じです。
今、リメイクエコバックを作るのが流行っているというか、やはりレジ袋有料化に伴いエコバックの必要性をアピールしているんでしょうね。
子供服などほとんど来ていないのにすぐサイズアウトしてしまい、せっかくかわいいのにもう着れない、でも捨てられないものが結構家で眠っていたりしますよね。
リサイクルショップやメルカリなどで売ってもほとんどお金にはならないし、それならいっそリメイクして子供のポーチや移動ポケットにするのもありですね!
我が家にも捨てるに捨てられないかわいい子供服がたくさんあるので、リメイク出来るのもがないか探してみようと思います。
デキ女たちの作品の勝負の結果は?
この「デキ女」シリーズは、勝敗を決めるのがルールです。スタジオのみんながどれが一番出来が良かったかを選び、勝者を決めます。
正直この勝敗決めはあんまり意味がないような気もしますが・・・。
ハンドメイド主婦に弟子入り!のコーナーは「売れた」「売れない」の結果がはっきりわかりますが、この「デキ女」のジャッシをするのはハンドメイドに全く興味のないような芸人さんとかです。
正直意味ないなぁと思いながら見ています・・・。(でも、このコーナーも好きです)
とりあえず、結果はというと久本さんとSHELLYさんが2ポイントずつで同点勝利という結果でした。
どれもかわいかったですが、基本それぞれが自分のために作っているものなので、自分が気に入ればOKですね!
次はどんなリメイクが特集されるのかするのか楽しみですね!
出来ればもう少しミシンとか使ってくれないかなぁと、40代のハンドメイドのお局は思うのでした。でも、新しいことも受け入れないとね=若い人の意見も聞かないとね。というのと一緒かな。