2019年11月20日放送の「ヒルナンデス!ドケチ隊ハンドメイド主婦に弟子入り!」で鉱石レジンが紹介されました。
鉱石レジンとは、「レジンを固めて天然石を表現した作品」の事を言うそうですよ。こんなのです↓
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素敵ですね!こういうレジンの作品が流行っていることは知っていましたが、「鉱石レジン」というジャンルがあることは知りませんでした。本当に次から次へと新しいジャンルが出来て、アラフォー主婦主婦は驚かされることもしばしばです。
出演されていた講師の先生は、mugichocoさんという作家さんで、ハンドメイド販売を始めてまだ半年だそうですよ。1か月で20個位を販売し、月に2万円稼ぐこともあるそうです。
このブログは月3万円稼ぐことを目標にしていますので、目指すところは近いものがありそうですね!
鉱石レジンのモールドは100均でも購入可能
こういった天然石風のレジンは、どうやら数年前から流行していたようですが最初の頃はまだ専用のモールドが世の中にそんなに出回っていなかったので、自分でモールド(型)を作っていたようです。
それが、手芸店や100均でも天然石風のレジンが作れるモールドを販売し始めたことにより、徐々に作る人が増えて来たという印象ですね。
でも、まだまだ作っている人はそこまで多くなさそう。ミンネで「鉱石レジン」と検索すると約3,200件(2019年11月現在)出てきました。他のジャンルと比べればまだ少ないですよね。これからどんどん作る人が増えてすぐに1万件に近づきそうな予感はします。
鉱石レジンの魅力は、
・比較的簡単に天然石風の作品が作れること
・自分の好きなパーツなどを入れ込むことが出来、本物の天然石にはない魅力を出せる。
・本物の天然石より軽くて、値段も安いので普段使いとして使える
レジンの材料や道具は100均でも販売されており、手に入りやすいし、UVライトも今はすごくコンパクトになっていてびっくりしました。
こんなのですよ!↓
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正確にはUVライトではなく、LEDライトなので、専用のレジンを使う必要があったりするようですが、これなら作品を持ち運んでUVライトの中に入れる必要がないんです。作品の上にこのライトを乗せればいいので、運んでいる時に
「あ、パーツがずれた!」とか
「レジンが手についた!」とか言うストレスがありません。私も次買うならこのタイプがいいなと思っています。そしてこんなペンタイプも↓
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これは早急に欲しいと思っているアイテムです!
私はまだ鉱石レジンは作ったことがまだありません。でも、鉱石レジンという名前は知らなかったけど、天然石風のレジンを作ってみたいなぁと思って、数か月前にダイソーでモールドを購入していました。
ヒルナンデスで今回紹介され、よし!いよいよ挑戦するときが来たな!と思い、早速作ってみることにしました。
鉱石レジンの作り方は?実際に作ってみた!
では、早速作ってみます!
用意するもの
・レジン液(クリア)
・カラーレジン液(ブルー・グリーン)
・モールド(シリコンソフト)
・封入パーツ(ネイル用のシェルパーツを使用)
・9ピン、ストラップパーツ
・ピンバイス、ニッパー等
今回使用したカラーレジン、シェルパーツ、モールドがダイソーで購入たものです。
①カラーレジンのブルーとグリーンを少し入れます。グラデーションになるように爪楊枝などで色をぼかします。
②シェルパーツを入れます。小さいモールドでも同時に製作します。小さい方はカラーレジンのパープルとイエローを使用。パーツを入れたらUVライトで2分硬化します。
③硬化出来たら、クリアレジン、カラーレジンを足してパーツを入れて硬化の作業を2回繰り返します。
④そうするとモールドがレジンでいっぱいになりました。この状態でまた2分硬化。
⑤同じものをもう一つ作ります。もう一つの方は、モールドがいっぱいになる状態になったら硬化しないでおきます。
⑥硬化してない方に、硬化した方をかぶせる形でモールドをくっつけます。その状態で2分硬化→裏返してもう2分硬化します。
⑦外したら、結構うまく出来てる!と思ったのですか、ブルーの方は大きな気泡が出来てしまいました。周りについているバリをはさみやカッターで切り落とします。
⑧切り落としたところ。気泡以外は結構綺麗に出来ています。
⑨ピンバイスで穴を開けて、レジン液をつけた9ピンを差し込み硬化します。
⑩艶を出すために、研磨する方法もありますが、今回はレジンを塗って艶を出したいと思います。クリップに挟むとこのままUVライトに入れることも出来て便利です。
⑪硬化したら完成です!
写真の映りはいまいちですが、艶も結構出ています。2度塗り、3度塗りをするともっと艶が出ると思います。結構べたつくので、硬化は10分くらいしました。
どうでしょう?初めて作りましたが、まずまずの出来では?次に作る時は気泡に気を付けようと思います。
製作時間は約30分でした。このモールドはかなり人気で世の中に出回っているので、作品も似たり寄ったりになる可能性が大です。オリジナリティを出すには工夫が必要ですね。
それにしても、鉱石レジン、作るの楽しいです!子供たちにも好評だったので、また他のモールドでも作ってみようと思います。
または、レジンではなく、エターナルアイスやマジカルをウォーターを使うと透明感が出ます。こちらも手間はかかりますが、仕上がりを比べてみるのもいいかもしれませんね。
ヒルナンデスで紹介された作品は売れたのか
では、ヒルナンデスで紹介された作品は売れたのでしょうか?
ラクマで2週間販売された結果はこちら。
松本明子さん 空飛ぶ石(ペンダントとピアスのセット)1,500円(送料込)→売れず
しずちゃん 歯を大切に(アクセサリー置き)2,000円(送料込)→売れず
春日さん JP(ジュラシックパーク)(ヘアゴム)600円(送料込)→売れた
売れたのは春日さんのヘアゴムのみという結果でした。油性ペンでプラバンに虫の絵を描いて、それをレジンに閉じ込めるという春日さんらしいオリジナリティあふれる作品だったということ、それにヒットしたお客様がいたという事はもちろんですが、値段が600円という安さだったこと。
この中ではダントツに安かったし、買いやすかったというのもあると思います。
松本さんの作品は、「ジブリの世界を表現する」とおっしゃっており、作品名も「空飛ぶ石」。ラピュタの飛行石をイメージしているのは明らかです。これは著作権侵害ギリギリなのでは・・・?と言う疑問もありますが、TVでやっていることですから、きっとその辺は確認済ということなんでしょうね。
パッと見、きれいに仕上がっているようにも見えましたが、皆さんも気づきましたか?レジンのバリが残っているのか、レジンそのものがきちんとモールの形に成形出来なかったのか、表面がでこぼこでした。とても1,500円のクオリティではなかったと思います。
ラクマで出品する時にどんな写真を使用したのかは分かりませんが、購入者も目が肥えています。もし、デコボコを隠すような写真を載せているとしたら、それはそれで後からクレームになるでしょう。
別に作品にケチをつけるつもりはありませんが、製作時間60分で、バリを取る時間もなかったのかな、という印象でした。あのデコボコさえなければ、売れた可能性も高いですよね。
しずちゃんの作品も、アクセサリー置きで2,000円です。レジンをたくさん使っていたので、きっと材料費が結構かかっているのと、お皿の上に鉱石レジンを何個も置いているデザインだったので重さも厚みも結構あると思うので、送料も考えてこの2,000円という金額だったんでしょう。
春日さんのヘアゴムは定形外郵便でも発送可能だと思うので、価格設定も安く出来たんだと思います。
オリジナリティがあって、素敵な作品でしたが値段が高すぎだったかなと思います。1,000円だったらきっと売れていたのでは?でもそれじゃ利益がないですよねきっと。
ただ素敵な作品を作ればいいわけじゃない、売れるためには、利益を出すにはという事を考えれば簡単ではないですね。