2019年11月6日放送の「ヒルナンデス ハンドメイド主婦に弟子入り!」で
「新型ハーバリウム」が紹介されました。前回の「SUZURI」を紹介した時は「主婦の副業で稼ぐ!」という名前だったので、コーナー名が変わったのかな?と思っていましたが、どうやらハンドメイドとは別のくくりだったようですね。
それはさておき、今回も気になる内容を見ていきましょう!
固まるハーバリウムとは?
ヒルナンデスでは、「新型ハーバリウム」と紹介されていましたが、新型とは固まるタイプのハーバリウムオイルで作ったものの事のようです。
従来のハーバリウムは流動性オイルと言われ、固まらないオイル=中のドライフラワーやプリザーブドフラワーも移動してしまうという難点がありましたよね。
普通に飾っておくなら、流動性でもいいですが、例えばお店で買って帰るまでにカバンの中でドライフラワーの位置が動いてしまったら?
または、ネットで購入した時も、配送屋さんがもし雑に扱ってしまったら、届くころにはぐちゃぐちゃになってしまうんじゃないか?
など、心配になりますよね。もちろん、作る方もそれを見越して動かないような工夫はされると思いますが、どうしてもその辺がネックです。
「流動性のない、固まるオイルがあったらいいなぁ」という声から注目されるようになったんでしょうね!
番組では、固まるハーバリウムオイルが2種類紹介されていました。
①エターナルアイス(レジン液)
レジン液と表示されていたので、もはやハーバリウムではなくジャンルとしてはレジンなのでは?というちょっとした疑問もありますが、固まるまで24時間かかるそうで、UVレジンなどで硬化するタイプとは違うようですね。
固まるまでは、中のドライフラワーや飾りが移動してしまう事もあるので、固まるまでは時々位置を微調整する必要があるそうです。なかなか手間がかかりますね。
仕上がりはカチカチに固まり、透明度も高くとても綺麗でした。
②マジカルウォーター
エターナルアイスがカチカチに固まるのに対し、こちらは主成分がシリコン樹脂で出来ているのでゴムのように弾力があるのが特徴です。ヒルナンデスでは「花などを入れると気泡が出て、本物の水のように仕上がる」と紹介されていました。
①も②も2液を混ぜることで硬化させることが出来ます。そしてこれらの素材は実は今のようにレジンが流行る前に使われていたそうなんです。
ということは、新型ハーバリウムと言っていますが、やり方としては旧型ということになりますね?確かに、昔持っていたレジンの本には「2液を混ぜる」って書いてあったような気がします。(昔と言っても、10年以内ですよ・・・たぶん)
最近のレジン液は進化しているので、もちろん2液を混ぜる必要もありませんし、UVレジンを使えばほんの数分で硬化します。色付きのレジンも販売されているので、自分で絵の具などで色を作らなくてもいいのです。
でも、今のようなレジンがない時代は、このエターナルアイスやマジカルウォーターを使って、時間をかけて作っていたそうですから、ものすごい労力だったでしょうね。
でも、これがまた注目されているという事は、またここから新しいジャンルとして人気が出そうな予感がしますね!
インスタでも素敵な作品がたくさん紹介されていました。エターナルアイスで検索↓
この投稿をInstagramで見る
マジカルウォーターで検索↓
この投稿をInstagramで見る
素敵ですね!個人的には、今までのボトルに入ったハーバリウムより好きだな・・・。
固まるということは、こぼれる心配がないので用途の幅が広がりますね!
固まるハーバリウム用のオイルは色んな種類がある
固まるハーバリウムを作るための素材は、他にもいろいろあるという事がわかりました。先ほどの2種類も合わせて紹介します。
エターナルアイス
特徴:硬化時間約24時間。透明度が高く、硬化するとアクリルのようになる。染料との混ざりがいいので、着色が簡単。
|
マジカルウォーター
特徴:硬化時間約10~24時間。ゴムのような素材なので、クラッシュして氷のような表現をすることもできる。透明度が高く、本物の水の様。
|
クリスタルレジン
特徴:2液性のエポキシ樹脂。低粘度で注入しやすい。
|
ハードニング3Dシリコンゲル
特徴:硬化時間約24時間。イオンのパンドラハウスで購入できるので、初心者でも始めやすい。量も少なく、価格も買いやすい。
|
ハイクリスタル ブルーメ
特徴:硬化時間約36~48時間。スーパーボール程度の固さになる。経験者向け。
|
クリスタルリウム
特徴:硬化時間約24~48時間。硬化後は非常に硬く、ツルツルした表面になる。
|
こんなにたくさんの種類があるんですね!新型ハーバリウムと言うよりは、もう既に世の中には出回っているハーバリウムだったんですね。
UVレジンとは違い、作る作品も比較的大きなものが多いようなので、量も結構たくさん入ったものが販売されています。
初心者さんは、まず少なめの量で販売されているものを買ってみて、コツをつかんでから量を増やした方がいいかもしれませんね。
メーカーや素材によって、色々特徴があるようなので自分に合ったものを探してみてください。
ラミネートフィルムで保護すれば写真もOK!?
ヒルナンデスでも紹介されていましたが、写真もラミネートフィルムで保護すればドライフラワーなどと一緒に入れることが出来るそうです。
この投稿をInstagramで見る
好きな写真を入れたら、それこそ世界に一つだけの作品が完成です。家族やペットの写真を入れたり、プレゼントしても喜ばれそうですね。
ヒルナンデスで作った作品はラクマで売れたのか?
ヒルナンデスでは、完成した作品を2週間ラクマで販売していました。結果は・・・
松本明子さん ダブルティース(歯ブラシ立て) 1,800円→売れた
しずちゃん 東京(アクセサリー置き) 900円→売れた
春日さん ザラハイ(灰皿)1,300円→売れず
でした。春日さんのはさておき、松本さんとしずちゃんのは素敵でしたね。ドライフラワーだけじゃなく、いろんなパーツを入れてもいいし、いろんなアレンジが出来そうです。
やはりドライフラワーの人気はしばらく続きそうですね。
そういえば、この「ヒルナンデスのドケチ隊ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーでは、布を扱う作品って紹介されたことないような気がします。今は布小物というようよりは「ドライフラワー」「レジン」「プラバン」「ピアス・イヤリング」「アロマ」など・・・がハンドメイドの主流になっている感じがしますね。
いつか、布小物の特集してくれるかな?
やっぱり、ハンドメイドは時代と共に変化しているし、進化しているし、流行もありますね!私もいろんな新しいことにも挑戦して、どんどん幅を広げていきたいと思っています!
