ハーバリウムってどんなもの?
このブログを見ていただいている方は、ハンドメイドに興味がある方だと思うので、知らないという人はきっといないですよね。
ドライフラワー人気の昨今、ハーバリウムの知名度も上がって来ているので、ハンドメイドに興味がなくても見たこと聞いたことはあるという人は多いと思います。
では、「和風ハーバリウム」って知っていますか?
今、ハンドメイドでは「和風」もブームのひとつなんです。
ついこの間「ヒルナンデス!ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーでも「和菓子アクセサリー」が紹介されていましたよね。
その時の記事はこちら↓
他にも、つまみ細工や日本刺繍なども「和風」とは言わないかもしれないけれど、日本のもの、「Japanese」は海外の人にも人気だし、ブームでもあります。
日本刺繍についてはこちらの記事に書いています↓
ハーバリウムは知っていても、和風ハーバリウムは知らない!見たことない!って言う人も多いのではないでしょうか?
そんな、密かに人気の和風ハーバリウムについて詳しく見ていきましょう!
和風ハーバリウムとは?
和風ハーバリウムとは、その名の通り和テイストのハーバリウムの事を言います。
ドライフラワーも欄、桜、千日紅など和のイメージの物を使用したり、ドライフラワーと一緒に水引や折り紙を一緒に入れてアレンジされたものです。
パッと見て、「あ、なんか和っぽいな」と感じるようなデザインの物。
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巷では、あんまり見かけたことないかもしれませんね。
ミンネで「和風ハーバリウム」と検索すると約500件ヒットしました。(2020年1月現在)「ハーバリウム」で検索すると約40,000件出てくるので、その中でも和風ハーバリウムはまだまだ販売数が少ないです。
じゃあ、最近出て来たのか?と思ったらそうでもなく、少なくとも3年くらい前には「和のハーバリウム」という名前で紹介してあるブログがあったので、密かに一部の人達の中では人気だったんでしょう。
パンドラハウスでは「和のハーバリウム スターターキット」というものも販売されています。
それがこちらです↓
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なんと和テイストのイラストが描かれたフィルムが入っています。斬新でちょっとびっくりしますよね!こんなハーバリウムがあったなんて。
ちなみにパンドラハウスではクリスマスバージョンのハーバリウムのキットもあったり、ドライフラワーはもちろん、ボトル、オイルなどハーバリウムに関する材料はとっても豊富ですよ。
どんな人に喜ばれる?
では、この和風のハーバリウムってどんな時に、どこに飾るの?どんな人にプレゼントしたら喜ばれるの?
という事ですが、まずプレゼントすることを考えてみると、
特に母の日、敬老の日などのプレゼントとして喜ばれているようです。
少し前まではプリザーブドフラワーが流行っていたので、母の日や敬老の日にプレゼントする人も多かったのでは?
私も、プリザーブドフラワーが小さな箱に入ったものをプレゼントしたことがあります。
それに代わって出てきたのがハーバリウム。その中でもやっぱり60代くらい~の大人の方には特に喜ばれるのが「和風」ということなんでしょう。
プリザーブドフラワーと同じで「枯れない」お花ですが、オイルにつかることでアレンジの幅も広がるし、ドライフラワーなんだけどお水につかっているように見えるから、お花も生き生きしているように(生花のように見える)し、そしてなんかおしゃれだし。
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そして、単なるプレゼントとしてだけでなく、和風ハーバリウムは色々と用途があるんですよ。
まずは「お供えハーバリウム」と言われている「仏花」として。
仏壇や、お墓参りに行って、生花を供えるのではなく、ハーバリウムを供えるんです。
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これなら、お盆の暑い夏の日にお墓参りに行って、高い生花をお供えしてもすぐに枯れてしまうということもなく、ずっときれいな状態で置いておけます。(限度はあると思いますが・・・)
皆さんこんな発想ありましたか?わたしはなかったです。なるほどな~と思いましたよ。枯れない・日持ちする・そしておしゃれ。考えてみれば納得です。
すっごく現代っぽいですよね。お墓自体が少なくなっている時代ですが、今後はお墓にもたくさんのハーバリウムが並ぶ時代が来るのかもしれませんね。
こちらは折り紙で作った鶴が入ったハーバリウム。
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海外の方にも喜ばれそうですね!折り紙で作った色んな作品を入れてもよさそうですね!
例えば、バッタとかを折って、葉っぱのような素材と一緒に詰め込めばバッタの標本みたいいになりますよ。ちょっと和風とは離れてしまいましたが、ちょっと面白そう。。。。
意外とこういうのが受けたりするんですよ。
お次は「名入れハーバリウム」。命名書代わりにこんな素敵なハーバリウムだったら、ずっと飾っておけますね。
名前だけでなく、メッセージも入れられるので「ありがとう」とか「合格おめでとう」とか「何周年おめでとう」とかいろいろ使えそうですね!
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こちらは「ひな祭りハーバリウム」。
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実はひな祭りアイテムもハンドメイドでは需要があります。
詳しくはこちらの記事に書いています↓
こちらは結婚祝いや、和装で行う結婚式の受付やウエルカムボードの横に。
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席札の横にちっちゃな和風ハーバリウムとちょこっとメッセージを添えたりしても素敵ですね!そのままプレゼントです!って言ったらきっと喜ばれますよね。
あ~それめっちゃおしゃれですね!やりたかったです(笑)
他にも、和風洋風関係ないですが、ペットを飼っていて生花を飾れないお家や、子供が小さくて花瓶が置けないという家庭にもハーバリウムは喜ばれるそうです。
ただ、オイルの誤飲には注意が必要ですので、自分で飾る場合も、プレゼントする場合も配慮が必要ですね。
和風ハーバリウムはハンドメイドで売れる?
「和」のイメージとは一見離れているように見えるハーバリウムですが、こうやって見てみると「和」にもしっくり馴染むんだなぁという事が分かりましたよね。
では、「和風ハーバリウム」はハンドメイドで売れるのでしょうか?
ひとつはっきり言えるのは、「作っている人がまだ少ない」という事です。
という事は、売れる可能性はかなり高い!と言えると思います。
少なくとも、王道のアクセサリーを作って販売するより何倍も可能性があると思います。インスタでは既にたくさんの和風ハーバリウムが紹介されていますし、楽天などでも扱いがあるという事は、売れているっていう事です。
でも、ハンドメイドのジャンルとしてはまだ新しい。すごくねらい目だと思います。
ただ和風にして作るのではなく、ここで紹介したように、
「お墓参り用に」
「ひな祭りに」
「メッセージを添えて」
「結婚式に」
など、用途を明確にすることで、お客様も購入しやすくなります。流動オイルだけでなく、固まるハーバリウムにしたりすればもっと用途も幅広く出来るし、とことん「和」で攻めてみるのもいいかもしれません。
需要があるけど、商品数が少ないもの。いわゆるブルーオーシャンを見つけるのって大変ですよね。
和風ハーバリウムはブルーオーシャンなのか?それはやってみないと分かりませんが、この記事を読んで興味を持っていただけたなら、ぜひ今すぐ、挑戦してみて下さい!
ライバルが少ないうちにスタートすることがすごく重要ですからね!