2020年1月15日放送の「ヒルナンデス!ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーで「和菓子アクセサリー」が特集されました。
この和菓子アクセサリーというのは、樹脂粘土で作られており、最近流行りの「ミニチュアフード」のジャンルのひとつと言えます。
ミンネでミニチュアフードと検索すると約4,800件、和菓子アクセサリーと検索すると約300件ヒットしました。
私は和菓子アクセサリーというジャンルは知らなかったのですが、樹脂粘土で作った作品の中でも、和菓子アクセサリーが特に人気なんだそうですよ!
では、そんなちょっと新しいジャンルの和菓子アクセサリーについて詳しく見ていきましょう!
和菓子アクセサリーとは?
和菓子アクセサリーとは、主に樹脂粘土で作られたミニチュアの和菓子のモチーフを、髪飾りやピアスなどにしたものです。
ヒルナンデスで紹介された講師の先生はハンドメイド歴1年で、年間100個以上和菓子アクセサリーを作っているそうです。
ハンドメイド歴1年でも、こうやってTVに講師として出られるのですからすごいですね!
「ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーに出ている講師の先生は、結構ハンドメイド歴が短い方も出ています。どのように講師を選んでいるのかは分かりませんが、「ハンドメイド主婦に弟子入り!」というコーナーなので、まず主婦であること。
そして、番組で作った作品は「ラクマ」で販売するので、「ラクマでハンドメイド販売をしている人」。
その中で番組が講師をしてくれる人を選んでいるんでしょうね。
もし、いつかヒルナンデスにハンドメイド講師として出演したい!と思っている人は、まずはラクマで人気作家になれるように頑張ってみましょう。
和菓子アクセサリーの売れ筋は髪飾りだそうです。着物姿の若い女性が実際に和菓子アクセサリーを付けているところが紹介されていましたが、かわいかったですね。
着物に合うといえば、つまみ細工もハンドメイドでは人気です。つまみ細工が王道の髪飾りなら、和菓子アクセサリーはちょっと遊び心のあるアイテムとして、今後も注目されそうですね。
また、外国人の方にも喜ばれそうなので、ちょっと外国人目線で、お土産に買って帰りたいようなアイテムを作ってみるのもいいかもしれません。
和菓子アクセサリーの作り方
和菓子アクセサリーは、基本樹脂粘土で作られています。プラバンやレジンなどで作る人もいますが、ここでは樹脂粘土で作ることを前提とさせてもらいますね。
ヒルナンデスで紹介されていた内容です↓
樹脂粘土の特徴
・粘土に水を付けて柔らかくしてから形成する。
・粘土は乾きやすいので、濡らしたキッチンペーパーなどでくるんでおくと作業がしやすい
・乾燥すると少し縮む
・粘土にほこりが入り込みやすく、ついてしまったまま乾燥すると取れない
番組では、ダイソーの樹脂粘土を使用していました。ダイソーの樹脂粘土は発売以来どんどん色が増えて行き、現在は10色以上あるそうです。
色を組み合わせて好きな色を作って行きます。
和菓子アクセサリーは、「スイーツデコ」というジャンルにも当てはまりますが、和菓子アクセサリーは、「アクセサリー」なので、ミニチュアサイズで作ることになります。
スイーツデコの和菓子は、ずいぶん前から人気です↓
和菓子の質感を出すためには色んな方法あります。
どら焼きのスポンジ感を出すには歯ブラシ↓
他にもベビーパウダーや使う茶こしを使ったりもするそうですよ。
お団子もかわいい♪↓
たれは色を付けたレジンで表現されています。
私の周りにも樹脂粘土作家さんがいらっしゃいます。
その作家さんの作品がこちら↓
とってもかわいいですよね。子供たちが大好きで、新作が出るたびに買わせてもらっています。
樹脂粘土って何でも表現出来てしまうから面白いですよね!
今までは、飾るかキーホルダーにするくらいしかなかったけど、これからはアクセサリーとして身に着けられるアイテムになってきたので、ファンも増えていくことが予想されますね。
ヒルナンデスで紹介された作品は売れたのか
では、ヒルナンデスで紹介された作品は売れたのでしょうか?
その前に、今までこのコーナーで松本明子さんが作った作品は24点。そのうち16点が売れているそうです。
春日さんは、同じく作った作品は24点。そのうち10点が売れているそうです。
結構な確率で売れていますよね。王道の作品で勝負する松本さんとマニアックな作品で勝負する春日さん。王道は売れやすさと、ライバルが多くて売れにくいところがありますが、超マニアックな作品の春日さんが結構売れているのがすごいです。
では、今回はどうだったでしょうか。ラクマで1ヶ月間販売された結果はこちらです。
松本明子さん ジャパニーズスイーツ(練り切りの髪飾り) 950円 → 売れず
西郷輝彦さん 君の髪にカステーラ(ヘアピン) 550円 → 売れた
春日さん 君の髪にカステーラ(ヘアクリップ)※ラクマ出品時には「あなたの髪にカステーラ」に変えていたよう 2,000円 → 売れず
売れたのは西郷輝彦さんの作品のみ、という結果でした。
松本さんの作品はかわいかったけれど、練り切りを作っている人はとっても多く、全体的に販売されている作品のレベルがすでに高かったんじゃないでしょうか。
髪飾りの台座も何もアレンジされていなくて、金具の素材が丸見えだったのが個人的には気になりました。
春日さんの今回の作品は、完全に売れる気なかったですね~。次はもっと面白いものを期待したいです!
唯一売れた西郷輝彦さんの作品は、価格が550円で買いやすかったことと、カステラのモチーフがあまり他では見たことないし、珍しさとかわいさがありましたね。
購入したのは50代女性で、ヘアピンを探していたら見つけて一目惚れしたんだそうですよ。
この「一目惚れ」って大事ですね。ハンドメイドではこの「一目惚れ」っていう感覚、大事だと思います。ありきたり、ではなく一目惚れ、される作品を作りたいですよね。
考えてみれば、自分が何かを買う時も「一目惚れ」の事が多い気がします。
パッと見て、好きか嫌いかってすぐ判断出来ますよね。
私のハンドメイド品を買って下さる方も、「ひとめぼれした」ってよく言ってくださいます。自慢しているわけではなく、本当にそうだなぁとしみじみ思いました。
買って下さる方は、お店にたくさん商品が並んでいても、「あ、これ!」を言うものをピンポイントで見つけて、最初から買うと決めておられます。
イベントで言えば、最初に見た時は買わないけど、他のお店を一周してまた戻って来て下さって一直線にその商品を手に取って、「これが気になってて・・・」
というパターン、イベントに出店したことがある方ならあるんじゃないでしょうか?
もちろん、一度手に取ってすぐ買って下さる方や、戻ってきたときには売り切れていてがっかりされる方もいらっしゃいますが、大半は「最初の一目で欲しい物、好きな物は決まっている」方が多いと思います。
そういう方の背中をひと押ししてあげれれるような、接客も大事だという事ですね。
2020年は樹脂粘土の作品が来る!?
2020年始まったばかりですが、2020年に流行しそうなハンドメイドは何か?と考えてみた時、やっぱり樹脂粘土は外せないですね!
和菓子アクセサリーはもちろん、ミニチュアフードも人気がどんどん高まっているし、作る人も増えてきています。関連本も増えましたよね。
何と言っても、「粘土」なので作品のデザインが幅広いというのが魅力。布で作れるデザインも、毛糸で作れるデザインもある程度限られますが、「粘土」は好きなように形を作れる。絵の具を混ぜれば好きな色も無限に作れる。
それが今までのハンドメイドにはあまりなかったですよね。
2020年も間違いなく人気アイテムになるでしょう。
また、先日2020年初のハンドメイドのイベントにも行ってみて、今年の動向もちょっと見えました。そのことはまた別の記事で書こうと思います。
まずはお手軽にダイソーに行ってみて、樹脂粘土を買って来ましょう!試しに何か作ってみたら、その魅力にはまってしまうかもしれませんよ♪