水引と言えば、お祝儀袋についているあれ。
お祝儀袋の値段によって水引の飾りのグレードもアップ。豪華な物だと鶴の形をしていたり、金色や銀色で立体的に作られたお花とかついていたりします。
「これすごいな~、どうやってつくってるんだろ」「職人技だな~」
そんな風には思っていましたが、それをアクセサリーにしようなんて、思ったこともありませんでした。
水引をアクセサリーにしよう!と思いついた人、すごいです。
確かに、水引は色の種類も豊富で、アレンジも色々出来て、ハンドメイドの材料としては申し分ない。お祝儀袋の飾りにしておくだけじゃもったいないですよね。
最近は「水引アクセサリー」として、ピアス、かんざし、バレッタ、指輪など様々なアイテムとして人気になり、ひとつのジャンルとして知られるようになりました。
2019年2月と6月には「ヒルナンデス ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーでも紹介され、ハンドメイドで水引アクセサリーを作る人も増え、デザインもどんどん進化しています。
そんな、まだ新しいジャンルのハンドメイドアイテム、「水引アクセサリー」について詳しく見ていきます!
水引アクセサリーはどんなものが人気?
ミンネで「水引アクセサリー」と検索すると約6,300件ヒットしました(2020年2月現在)。販売されているものは、ピアス・イヤリングが圧倒的に多く、次にヘアアクセサリー、ブレスレット、という感じです。
やはりピアス・イヤリングが1番人気と言えそうです。
水引のアクセサリーは、和装にしか合わないんじゃ?と思われがちですが、デザインによっては洋装でも似合います。
↓こんなデザインなら、そんなに「和」を打ち出してないですよね!
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こんなにかわいいアイテムも。子供用のヘアピン。
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こちらはバレッタ。水引で出来てると言われなければ一見分からないかもしれないです。
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デザインは本当に様々で、これらのようないわゆる定番な形ではなく、「くま」とか「猫」とか「リボン」とか、とにかく色んなオリジナルの形を作っている作家さんもいます。
水引を結ばずに並べてくっつける、という技で作っている作家さんもいます。
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斬新過ぎます・・・。本当にアレンジ次第で色んな使い方が出来ますね。こんな水引アクセサリーが流行っているのです。
水引は平安時代から作られていたという説もあるくらい伝統的なものだそうですが、その当時の人がこれを見たらびっくりするでしょうね!令和の時代にこんな形になって若い人に受け入れられるなんて、誰も想像していなかったでしょう。
そんな事を考えるとなんだかうれしくなっていしまうのでした。
水引アクセサリーの作り方
水引は基本の結び方がいくつかあるので、まずは基本の結び方をマスターしましょう。
一番メジャーであろう「梅結び」の作り方の動画はこちらです↓
他にも、水引アクセサリーでよく使われるのは「玉結び」。
基本を覚えたら、自分の作りたい形にアレンジして作ってみましょう。関連本なども出ているので、参考にしてもいいと思います。
一番いいのは誰かに教えてもらうことですが、それが難しければコツコツやってみるしかありません。
2019年の2月と6月にヒルナンデスで特集されてから、「ヒルナンデスを観て水引アクセサリーを始めました!」という人が結構いるようです。
水引アクセサリーに限らず、ヒルナンデスの影響力ってすごいと思います。
先日も手作り石けん作家の金子ひとみを紹介されていましたが、(これはハンドメイド主婦に弟子入り!のコーナーではなかったですが)、その金子さん監修の手作り石けんは数日後に売り切れに。
その時の記事はこちら↓
ハンドメイドについて一番特集してくれるのが、「ヒルナンデス」じゃないでしょうか。私もそうですが楽しみにしている人も多く、ヒルナンデスさんもハンドメイドには力を入れているのが分かります。
ハンドメイドのテレビ番組と言えばNHKの「すてきにハンドメイド」とか「ガールズクラフト」「ソーイングビー」などがありますが、今、現在流行っているものとか、若い作家さんがフリマアプリで販売している超身近にあるハンドメイド、
つまりハンドメイドのリアルな今。
について知ることが出来るのはヒルナンデスだけじゃないでしょうか。
ちょっと話がそれてしまいましたが、私としてはハンドメイド業界がもっともっと盛り上がってくれたら嬉しいので、今後もヒルナンデスさんには大期待です。どんどんハンドメイドを取り上げてほしいです!
キットや教室はある?
水引アクセサリーのキットってあるのかな?と探してみたら、結構ありました。
楽天でもいくつかあったので紹介しておきます。
↓こちらは菜の花結びで作るピンのキット
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↓こちらはmizuhikigirlさんという人気作家さんのキット。
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ちなみにmizuhikigirlさんの作品はこちらです!
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めちゃくちゃかわいいです!インスタではたくさんの作品をアップされているので、アイディアの参考にしてみるのもいいと思いますよ。
自分の作品がキットとして販売されるなんて、ハンドメイド作家としては夢のひとつですね。他にも書籍の監修、コラボ商品などで自分の作家名が載る。それを目指したいものです。
私は興味を持ったらまずキットから始めるタイプなので、初心者さんにもいつもキットをおすすめしています。
最初はどんな材料を用意するかも分からないから手っ取り早く、という事もありますが、ちゃんとその道のプロが考えたキットを使えば、最初からそこそこのものが作れるようになる。というのがいいところ。
また、水引アクセサリーのワークショップや教室などを調べて見たところ、全国のいろいろな場所で開催されていることが分かりました。
和装の着付け教室のワークショップとして水引アクセサリーを作っていたり、手芸屋さん、ハンドメイドショップ、イベント、メジャーなところだとイオンなどでも不定期に開催されているようです。
水引アクセサリーを作っている作家さんのワークショップに行くのもいいですね。
水引の材料は100均でも買えるのか?
では、水引は100均で材料を揃えることが出来るのでしょうか?
私の住んでいる近くのダイソーでは見つけられませんでしたが、調べて見たところ数年前からダイソーでは水引が「材料」として販売されていたようです。
そして、現在では水引のハンドメイドが定番になって来たこともあり、他の100円ショップでも扱いを始めたという話もちらほら。(実際に確認したわけではないので、気になる方は店舗にご確認ください。私も今後水引を扱っている100円ショップを見つけたらこちらに追記していきますね)
ただ、扱いがあったとしてもどの店舗でも扱いがあるとは限りません。
ダイソーだけでもハンドメイドの材料の種類はものすごく豊富ですが、数も種類も多いのでよほど大きな店舗でもない限り全てのアイテムを置くことは出来ません。
インスタなどで見かける100均のハンドメイド材料も、いつも行くダイソーでは一度も見たことがないものもたくさんあります。
そんな場合、100均で販売されている祝儀袋についている水引をほどいて、アクセサリーにリメイクしている人もいるそうです。
なるほど!でも、これなかなか難しいようで、既に折れ曲がって跡がついていたり、そもそもの水引の品質があんまり良くなくて上手くカーブが出せなかったりするようです。
やっぱり、ちゃんと材料として販売しているものを使った方が良さそうですね。
100均にこだわらなくても、ホームセンターや文房具屋さん、もちろんネットでも購入出来ますよ。「ハンドメイドは材料選びから始まっている!」と言うくらい、何を使うかは大事です。
もちろん100均のものがいけないということではないですが、100均でこの品質ならすばらしい!というものもあれば、ちょっとこれはいただけない・・・というものもありますので、見極めが大事です。
とにもかくにも、水引アクセサリーはまだ新しいジャンル。まだまだこれから進化をしていくと思いますので、今後も注目していきたいと思います!
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