趣味を仕事にする方法【初心者でも始められるハンドメイド販売の始め方】

ハンドメイドが好き。
これまでは趣味でものづくりをしてきたけど、これからは仕事としてハンドメイド販売をしてみたい。
でも、
「実際何から始めたらいいのかわからない」
「試しに始めたみたけど全く売れない」
そんな方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなハンドメイド販売初心者さん向けに「ハンドメイド販売をするために大切なこと」や、「販売までのステップ」を分かりやすく解説しています。
趣味のハンドメイドと、仕事のハンドメイドの違いは?
「趣味」と「販売」の違いは何?
趣味なら、「自分が作りたいものを作る。」で大丈夫ですよね。
でも、販売するとなると、少し考え方が変わります。
例えば、「自分が作りたいもの」だけではなく、
「誰かが欲しいと思ってくれるもの」を考える必要があります。
趣味で作ったものを誰かが気に入ってくれて、買ってくれたらラッキー。
最初はそれでもいいかもしれません。でも「仕事」として継続していくためには、このような考え方では難しいでしょう。
そういう私も、最初からこのことを分かっていたわけではありません。
ハンドメイド販売を始めた頃は、わざわざ知人に
「まぁ、趣味みたいなもんだよー」なんて言っていました。
これは自分の商品に自信がなかったというもありますが、今考えて見れば
「趣味で作ったんだけど、良かったら買ってね」
と言っていたようなもの。
本当に失礼だったと思います(-_-;)
仕事にするのであれば、買っていただく人に喜んでもらうこと。
価値を提供すること。
それが趣味と仕事の違いです。
「ハンドメイド販売をやってみたい」でも、未経験だから不安…
「ハンドメイド販売、ちょっと気になるな。」「やってみたいな。」
でも、そこで次に出てくるのが、「でも、未経験でもできるの?」という不安ですよね。
趣味で作ったことはある。
子どもの入園グッズを作ったこともある。
でも、それを「販売する」となると、急にハードルが高く感じます。
「お客様からお金をいただいていいのかな?」
「ちゃんとした作品じゃないとダメなのでは?」
「そもそも、どうやって売るの?」
そんな不安が出てきますよね。
先に答えを言うと、未経験からハンドメイド販売を始めることはできます。
ただし、「作れる=すぐ売れる」というわけではありません。
ここは、最初に知っておいてほしい大切なところです。
ハンドメイド販売を始めるのに、特別な資格は必要ありません
ハンドメイド販売の良いところの一つは、資格がなくても始められることです。
もちろん、販売するものによっては法律や表示などに注意が必要な場合があります。
でも、一般的な布小物やバッグなどであれば、まず作品を作り、販売するところからスタートできます。
今は、インターネット上にハンドメイド作品を販売できる場所があります。
自分で店舗を借りる必要もありません。
大きな在庫を抱えてお店を始める必要もありません。
「家で作ったものを、インターネットを通してお客様に届ける。」
そんな働き方ができるようになりました。
これは、子育てが落ち着いたママにとっても、とても魅力的な働き方だと思います。
私は服飾専門学校を卒業していますが、ハンドメイド販売をする上では必ずしも有利だとは思いません。
もちろん、縫製の基礎知識が役立つことはたくさんありますが、上手く作れる人だけが売れるわけではありません。
もちろん、お客様からお金をいただく以上、丁寧なものづくりは必要です。
でも、技術だけがすべてではありません。
例えば、
「このバッグがあったら便利そう。」
「こういう色なら洋服にも合わせやすそう。」
「子どもが大きくなっても使えるデザインにしよう。」
そんなお客様目線も、とても大切です。
そして、この「お客様の気持ちを考える力」は、子育て経験のあるママが自然に持っている強みでもあります。
資格を取ることに一生懸命になるより、「お客様をどうやったら喜ばせることが出来るか?」を一生懸命考える方が大事なのです。
未経験なら、まず小さく始めればいい
「販売を始めるなら、最初からたくさん作らないといけない。」
そんなふうに考えなくても大丈夫です。
最初は一つ、二つでもいいんです。
作品を作って、写真を撮って、販売ページを作って、お客様の反応を見てみる。
実際にやってみると、
「写真はこうした方がいいな。」
「この説明では伝わりにくいな。」
「このサイズの方がいいかも。」
いろいろなことが見えてきます。
最初から全部完璧にしようとしなくて大丈夫。
やりながら学ぶ。
これが、未経験から始める時にはとても大切だと思います。
ただし、「作ること」以外にも勉強が必要です
先ほども少し触れましたが、ハンドメイド販売は、「作品を作ることが好き」「作ることが得意」
というだけでは、なかなか買っていただく事はできません。
販売を始めると、
- どんな商品を作るか
- 価格をどうするか
- 写真をどう撮るか
- 商品説明をどう書くか
- お客様にどう伝えるか
- 発送をどうするか
- どうすれば作品を見てもらえるか
など、考えることがたくさんあります。
「こんなにやることがあるの?」と思うかもしれません。
私も最初は手探りで、自己流でやったり、本を読んで参考にしたり、ハンドメイド販売の講座を受けたりもしました。
そうやって一つずつ経験していくうちにだんだんと分かるようになってきました。
だから、未経験だからできないのではありません。
知らないことがあるだけです。
知らないことは、学ぶことができます。
ハンドメイド販売を始めるための7ステップ
ここからは、「これからハンドメイド販売を始めてみたい」という方のために、
「ハンドメイド販売を始めるための7ステップ」をお伝えします。
初心者でもわかりやすいよう、要点をまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
STEP1 まず「何を作るか」を決める
最初に考えるのは、「何を販売するか」です。
「自分が作れるものなら何でもいい。」
というわけではありません。
もちろん最初は好きなものから始めてもいいのですが、仕事として続けたいのであれば、
「誰かが欲しいと思ってくれるものか?」
という視点も持っておきたいところです。
例えば、バッグを作る。ポーチを作る。子ども服を作る。入園入学グッズを作る。アクセサリーを作る。
同じハンドメイドでも、ジャンルによってお客様も需要も違います。
最初からたくさんの種類を作るのではなく、
「まずはこれを販売してみよう。」
と一つに絞ってみるのもおすすめです。
STEP2 「誰に販売するか」を考える
次に考えたいのが、「誰に買ってもらいたいか」です。
例えば、「バッグを販売します。」だけでは、少し曖昧ですよね。
でも、「子どもとのお出かけに使いたい30~40代のママ向け」なら、商品のデザインも変わってきます。
また、「小学生の子どもを持つママ向けのレッスンバッグ」なら、
「子どもっぽすぎない」「高学年でも使いやすい」「学校で使いやすいサイズ」
など、考えることが変わります。
この「誰に向けて作るのか」は、ハンドメイド販売ではとても重要です。
STEP3 実際に売られている商品を調べる
商品を決めたら、いきなり作り始めるのではなく、まず市場を見てみましょう。
例えばminneやCreemaなどで、同じジャンルの商品を検索してみます。
- どんな商品があるのか。
- どんな価格帯なのか。
- どんな色が多いのか。
- どんなサイズが人気なのか。
- どんな説明が書かれているのか。
- 写真はどんなものが使われているのか。
ここで大切なのは、「真似すること」ではありません。
「今、どんなものが求められているのか」を知るために調べることです。
販売を始める前の「市場調査」は、とても大切な準備です。
STEP4 まず一つ作ってみる
調べたら、実際に作ってみましょう。
ここで、「最初から完璧な作品を作らなければ。」と考えなくても大丈夫です。
まず一つ作る。
完成したら、「ここはもっとこうした方がいいかな?」と見直す。
実際に作ってみると、頭の中で考えていた時には気づかなかったことが見えてきます。
サイズ。使いやすさ。材料費。制作時間。縫いやすさ。
こうしたことは、実際に作ってみないと分かりません。
STEP5 価格を決める
次に、販売価格を決めます。
ここは初心者の方が悩みやすいところです。
「材料費がこれくらいだから、少し上乗せすればいいかな。」と思ってしまうかもしれません。
でも、ハンドメイド作品には材料費以外にも、
- 制作時間
- デザインを考える時間
- 販売手数料
- 梱包資材
- 送料
- その他の経費
などがかかります。そのため、「材料費+少し」
という考え方では、長く続けることが難しくなる場合があります。
自分の制作時間も含めて、無理なく続けられる価格を考えることが大切です。
価格については、今後の記事でも詳しくお話ししていきます。
STEP6 写真を撮って、販売ページを作る
作品が完成したら、写真を撮ります。
ネット販売では、写真がお店の「ディスプレイ」のような役割をします。
実際のお店なら、お客様は商品を手に取れます。
でもネットでは、写真を見て判断します。だから、
「どんな商品なのか」「どれくらいの大きさなのか」「どんな雰囲気なのか」が伝わる写真を用意することが大切です。
そして、
- 商品名
- 商品説明
- サイズ
- 素材
- 注意事項
- 発送方法
などを記載して、販売ページを作ります。
最初は難しく感じるかもしれません。
でも、一度経験すれば少しずつ慣れていきます。
STEP7 販売して、お客様の反応を見る
ここまでできたら、いよいよ販売です。
作品を出品して、お客様の反応を見てみましょう。
すぐに売れることもあれば、なかなか売れないこともあります。
お気に入りはつくけれど購入されない。
アクセスはあるけれど反応がない。
逆に、思っていた商品が意外と売れる。
そんなこともあります。
でも、それでいいんです。
なぜなら、
販売して初めて分かることがあるからです。
「売れなかったらどうしよう」と思わなくて大丈夫
初めて販売する時は、
「もし一個も売れなかったら恥ずかしい。」と思ってしまうかもしれません。
でも、最初から売れる人ばかりではありません。
私自身も、売れない経験をしています。だからこそ、
「売れなかった=失敗」ではないと思っています。
むしろ、「なぜ売れなかったのかな?」と考えるきっかけになります。
写真かな?価格かな?商品かな?説明文かな?そもそも見てもらえていないのかな?
こうやって一つずつ考えていくことで、次の商品に活かせます。
7ステップまとめ
ハンドメイド販売を始める基本的な流れは、
- 何を作るか決める
- 誰に販売するか考える
- 市場を調べる
- まず一つ作る
- 価格を決める
- 写真と販売ページを作る
- 販売して反応を見る
という流れです。
もちろん、実際にはもっと細かな準備があります。
でも、最初から全部覚える必要はありません。
まずは全体の流れを知って、一つずつ進めていけば大丈夫です。
40代・50代からでも遅くありません
ハンドメイド販売は、年齢に関係なく始められる働き方の一つです。
特に40代、50代になると、子育てや暮らしの中でいろいろな経験を積んできています。
その経験が、商品づくりに活かせることがあります。
例えば、子どもが小さい頃に使っていたバッグ。
「ここが使いにくかった。」
「こうだったらもっと良かった。」
そんな記憶は、商品を作る時の大切なヒントになります。
若い頃には気づかなかったことも、子育てを経験した今だから分かることがあります。
だから私は、
「40代だから遅い」ではなく、「40代だからこそ作れるものがある」
と思っています。
こんな方にはハンドメイド販売が向いているかもしれません
もちろん、向き不向きはあります。
でも、もしあなたが、
- ものづくりが好き
- ミシンをする時間が好き
- コツコツ作業するのが苦にならない
- 自分のペースで働きたい
- 誰かに喜んでもらうことが嬉しい
- 子育て経験を仕事に活かしたい
- 好きなことを仕事にしてみたい
こんな気持ちを持っているなら、ハンドメイド販売は選択肢の一つになると思います。
全部当てはまらなくても大丈夫です。
「ちょっと気になる。」
それだけでも、十分なスタートです。
今日のまとめ
ハンドメイド販売は、未経験からでも始めることができます。
ただし、
「作れること」と「売れること」は別です。
販売を仕事にするなら、ものづくりの技術だけではなく、
「誰が欲しいのか」
「何を求めているのか」
「どうしたら商品の良さが伝わるのか」
を考えることも大切になります。
私自身も、売れない経験をしたからこそ、このことを実感しました。
そしてその経験があったからこそ、今ではたくさんの方に購入していただけるショップに成長することが出来ました。
私がハンドメイド販売で月30万円を達成して分かったことは、
「ハンドメイド販売は、少しずつ育てていくもの」
ということです。
焦らずじっくり取り組む方が、結果として長くお客様に愛され、楽しみながらハンドメイド販売を続けられることにつながるということを、これからもお伝えしていきたいと思います。














