ハンドメイドコツ PR

初心者がハンドメイドアクセサリー販売で売れるための秘訣は?

ハンドメイドで一番作っている人が多いのがアクセサリーです。

一番売れているのもアクセサリーです。

一見、初心者でも売れやすいんじゃないかと思ってしまいますが、今やアクセサリーのジャンルは飽和状態と言ってもいいです。

「すきま時間にピアスを作って月5万!」

「初心者でも売れやすい!」

と少し前までは言われていましたが、今では

「ハンドメイドのアクセサリーは売れない」と言われるようになりました。

でもこれは、「新たに参入する人は売れにくい」という事で、実際に売れている人たちはいます。でも、その人たちは、ハンドメイドブームが来る前から、アクセサリーを作る人がこんなに増える前からずっと作ってきている人です。

そういう人が、長い時間をかけて少しずつファンを増やしていき、売りまくっている!

だから、売れている人と、売れていない人の差が激しいのです。

 

売れている人の真似をするだけじゃ売れない

ヒルナンデスの「ドケチ隊!ハンドメイド主婦に弟子入り」のコーナーでも、ハンドメイドアクセサリー作家さんはたくさん登場しています。

月に10万以上稼ぐ作家さんも、何人も紹介されています。

その作家さんの作品を見て、ほとんどの人はこう思うでしょう。

「なんか簡単そう。私にも出来そう。」

そうです。アクセサリーを作ること自体は、難しくありません。ピアスで言うなら、パーツをつなげるだけでも素敵に仕上がります。時間もかかりません。

例えば、ガラスドームにドライフラワーを入れたピアス。作り方さえ分かれば、簡単に作れますね。月に10万以上稼いでいる作家さんと同じようなものでも、すぐに作れてしまいます。

でも、だからと言って、すぐ売れるわけではないんです。

技術もセンスもほとんど変わらなくっても、人気作家さんのピアスは売れて、初心者が作ったピアスは売れません。

それは、その作家さんが作ったものだから売れるわけで、たとえ全く同じものを作っても、売れないのです。逆に、その作家さんが作ったものであれば、ごく普通のシンプルなピアスでって売れます。

あなたにもきっと好きなブランドがありますよね?

好きなブランドと、ノーブランド(知らないお店)で、同じようなデザインのTシャツが売っていたら、どちらを買いますか?もちろん、好きなブランドの方でしょう。

それは、好きなブランドを「信頼している」からです。今までも、そのブランドの服を買ったことがあり、とても良かった。または、そのブランドの世界観が好きだから、そのブランドの服をたくさん揃えたい。

そういう事って、みんな普通にあることですよね。

ハンドメイドでも同じってことです。

人気作家さんは、「その作家さんがブランド」になっているので、「この人の作ったものが欲しい」とファンは思うのです。そして、その作家さんを「信頼している」から、「売れる」というわけです。

だから、人気作家さんが作っているものをただ真似しても、売れるわけではないのです。

知らないじゃ済まない!?ハンドメイド販売の著作権侵害について知らないうちに著作権侵害を侵さないために、ハンドメイド販売を始めるなら必ず知っておくべきこと。...

 

初心者がアクセサリー販売をする方法とコツ

ミンネで「ピアス」と検索すると約10万件、メルカリなどのアプリで「ハンドメイドピアス」と検索すると、件数は分かりませんがずら~っと商品が出てきます。スクロールを続けても、永遠に終わらないです。

ミンネだけでも10万件ですよ。他のハンドメイドサイトやフリマアプリと合わせたら世の中に一体どれだけの数のハンドメイドのピアスが販売されていることか。

その中で、たった一つを選んで買っていただくって、本当に奇跡みたいなもんです。

どんなに素敵なピアスを作っていたとしても、10万件の中から見つけ出すのは大変です。

では、これからハンドメイドアクセサリーで販売をしようと思ったら、どうしたらいいのか?そのコツをいくつかご紹介します。

 

ターゲットとコンセプトを明確にする

ハンドメイド販売をする上で、ターゲットやコンセプトを決めるのはとても重要です。ハンドメイドのアクセサリーは、作っている作家さんが多い分、より「明確に」「誰のためのものか」「どんなコンセプトなのか」を決める必要があります。

ただ「かわいい」とか「素敵」とか「流行ってる」だけでは売れるのは難しいでしょう。

ターゲットの決め方は、例えば

「大人になってもかわいいものを身に着けたいけど、20代の子が付けるようなチープなものは付けたくない。素材は質の良いもので、他では売っていないかわいらしさとシックさを兼ね揃えたデザインを求めている40代」

とか、細かく決めます。ターゲットを決めるときは、自分に近い状況の人にするといいです。その方が、そのターゲットの気持ちや求めていることが分かりますから。

自分とあまりにもかけ離れている人をターゲットにするのは、需要があればそれでもいいと思いますが、初心者さんはきっとやっていく途中で難しくなると思います。自分に置き換えることが出来れば、いくらでもアイディアが浮かんできます。

ターゲットが決まったら、コンセプトを決めます。

ターゲットがかわいいものが好きな40代女性なので、

「大人かわいい、垢抜けピアス。つけるだけで若見えするピアス専門店」

みたいな。なんかちょっと大げさな感じもしますが、例えばの話です。こんな感じで決めていきます。

そうすれば、誰のために作っているのか、どういうものを作っているのかが明確ですよね。そういうのを求めている人にとってはドンピシャの商品になるという事です。

説明文に検索される言葉をたくさん入れる

どんなに素敵な商品でも、欲しい人に見つけてもらわなければ買ってもらえません。

たくさんある商品の中から、どうやって探し出してもらうか?それは検索ワードが重要になってきます。

欲しい人が検索するであろう言葉をたくさん使って、商品を見つけてもらいやすくするのです。

例えば先ほどの決めたターゲットに対して作ったピアスを欲しい人はどんな言葉で商品を探すのでしょう?

「大人かわいい」「シンプル」「ナチュラル」「シック」「40代」「天然石」「日本製」など、いろんな言葉が想像できます。その言葉を、商品の説明に出来るだけたくさん詰め込んで下さい。

また、「結婚式」「卒業式」「浴衣に合う」など、使うシチュエーションで検索する人も多いので、そいういった言葉も盛り込んでみて下さいね。

 

ハンドメイドで売れない商品が、ある事をしただけで売れるようになった売れないのには理由があった。あることを明確にしたら売れる商品に変わった!そのあることとは?...

 

商品の写真

ハンドメイド品は、写真が命です。

というと難しく考えてしまう方も多いと思いますが、人気インスタグラマーみたいなプロ級の写真を撮らないといけないわけではありません。

写真の技術というよりは、「明るさ」「わかりやすさ」だと思います。

特にアクセサリーは、小さいものがほとんどなので、細かいデザインなどがはっきり写っていることがとても大事になってきます。

また、実際にアクセサリーを付けた時の写真や、実物大くらいの顔写真の上にピアスなどを置いて撮影する方法も、たくさんの作家さんがされていますが、これも購入するかどうかの重要な判断基準になります。

付けた時のイメージが出来ないと、アクセサリーは買わないと思います。

「これを買ったら、これを付けたらこんな風になれますよ」っていうのを分かりやすく伝えて下さい。おしゃれなインテリアをバックにした写真じゃなくていいんです。分かりやすさが一番大事です。

SNSで発信する

Instagram、Facebook、Twitter、ブログなどで自分の商品を紹介するのも、今では当たり前のようになっていますが、これは絶対、やった方がいいですね。

インスタでハンドメイド販売をして、すごく稼いでいる人もいます。それだけ集客力があるっていう事でしょう。写真も、インスタで販売するならちょっとおしゃれ感も必要になりますが、それでも先ほど書いたように「明るさ」と「わかりやすさ」があれば基本的には大丈夫です。

インスタでハンドメイドアクセサリーを売っている作家さんの商品が、どんな風に撮影されているのかを研究して、少しずつ上達していきましょう。

ただ、SNSをプライベートな内容で使っている人も多いと思います。

商品のブランドイメージを保つためにも、プライベートとは切り離した方がいいと思います。

仕事をしていたり、主婦だったりすると

「会社にハンドメイド販売することは伝えていても、どんな作家名でどんな作品を作っているかまでは知られたくない」

「会社の人や、近所の人、友達には内緒でハンドメイド販売をしたい」

という人も多いと思います。

なので、例えばインスタで商品を紹介するなら、友達のフォローはしない。名前も誰にも気づかれないような名前にする。という風にすれば、ばれずに商品を紹介することも出来ます。

まずは自分が人気作家さんの商品を買ってみる

一番いいのは、売れている人気作家さんのアクセサリーを一度買ってみることです!

出来れば、色んな人の商品を買って、いいところを盗んでください!

「お金がかかるからな・・・」

と躊躇する人は、きっと売れる作家になるのは難しいでしょう。

本気で売れたいと思うなら、それくらいは自分への「投資」だと思ってお金を使いましょう。

世の中には色んな情報があふれていますが、一番は自分の目で確かめること。

初心者がアクセサリーを作って販売しようと思ったら、手芸本やYouTubeの動画などを参考にすることが多いと思いますが、それよりも、「実際に自分の目で見て触れてみる」のが一番の上達の近道です。

ハンドメイドのイベントなどに行けば、買わなくても見て触ることは出来ますが、大事なのは「売れている人の商品」であることです。

都会のイベントなら人気作家さんもいるかもしれませんが、田舎に住んでいればそう簡単に人気作家さんと出会う事はないでしょう。言い方は悪いですが、レベルの低いイベントに行っても意味がないのです。

(たまに、すごくがっかりするハンドメイドイベントがあったりします・・・)

売れている人気作家さんが作ってる商品ということに意味があるのです。

人気作家さんの商品を買ってみたらわかると思います。

商品のこだわりとか、技術とかセンスとか。

それはその人気作家さんのワークショップに参加したくらいの価値があります。

使ってみて、使い心地はどうなのか?しっかり丈夫に作られているのか?

また、取引のやり方も、きっと人気作家ともなればお客様への対応も素晴らしいと思います。

私も、人気作家さんのアクセサリーを買ったりしています。

「この金具、すごくいいな」とか、「クオリティ高いなぁ」とか、「購入時のメッセージの気遣いが素晴らしいな」とか。すごく勉強になります。もちろん配送時の気遣いも、本当に抜かりがない。完璧です。

そりゃ、(ファン)リピーターになっちゃうわな。

お金はかかるけど、家で何を作ったらいいんだろう?どんなものが売れるんだろう?ってもんもんとしているよりはずっと早く、確実に売れる作家に近づけると思います。

自分に投資してするって大事ですよ!

 

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