2020年3月11日放送の「ヒルナンデス ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーで「スクイーズ」が紹介されました!
スクイーズが流行していることはもちろん知っていましたし、スクイーズの土台となる素材をカットしてそれをフリマアプリで販売している人がいる、という話を聞いたこともありました。
そうか、ヒルナンデスさん次はスクイーズと来たか。
なかなか目の付け所がいいですね。(上から目線でごめんなさい)
とは言っても、「ハンドメイドでスクイーズを作っています」って言う人はまだ少ないのではないでしょうか?
ヒルナンデスで放送され、またブームに火が付きそうですね!
では、そんな人気のスクイーズについて詳しく見ていきましょう!
スクイーズとは?素材は何で出来ているのか?
「スクイーズ」とは、英語で「押しつぶす」という意味だそうです。
ヒルナンデスでは、2年くらい前から小学生に人気が出たという風に説明されていましたが、「スクイーズ」という名前はなくともこの手のアイテムは昔からありましたよね。
うちの娘もちょうどお年頃なので、確かに2年前くらいから雑貨屋さんやお祭りなどでスクイーズを見つけると「かわいい~」「ほしい~」と言っていたと思います。
でも、こういうぷにゅぷにゅしたやつ、前からあったと思うんです。
気になって調べたところ、株式会社ブルームさんという会社が日本でのヒットの立役者だという事が分かりました。
今泉:スクイーズと呼び始めたのは御社が?
山本:もともとあったと思いますが、爆発的なヒットによりスクイーズを一般的に認知させたのがブルームです。
もともと日本ではポリウレタン製の玩具って馴染みがなかったんですが、私たちにはとても魅力的なものとして企画しました。作り始めたのが2002年です。
デイリーポータルZ
ブルームさんが作り始めたのが2002年ということですが、「もともとスクイーズはあった」とおっしゃっているので、やはりもっと前からあったんだと思います。
でも、今のような「ずっと触っていたい」ような触り心地になるまで試行錯誤を重ねて今の流行に至っているんでしょうね。
原宿にあるスクイーズの専門店もこのブルームさんのプロデュースだそうです。休日には1日3,000人ものお客さんが来るそうですよ!
今、まさに流行の真っただ中なのが「スクイーズ」なのです!
これ、全部スクイーズです↓
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子供にはもちろん人気なのですが、このクオリティを見ていただければ分かるように大人も虜になる人が急増中なのです。
人気なのはスイーツやパンなどのモチーフ。
この見た目のクオリティで、触ったらぷにゅぷにゅのふわふわなんです。
で、このスクイーズの素材って何なのか、気になりますよね?
ヒルナンデスでは低反発クッションや、ざぶとんを素材として使っていましたが、他にもメイク用のスポンジを材料にしたり、要はスクイーズと言っても素材は色々あるのです。
スクイーズのキットも色々と販売されています↓
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これはウレタン素材の座布団ですが、「スクイーズの素材」として購入する人も↓
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ということで、「触っていて気持ちい」素材なら、ある意味何でもスクイーズになりうるのです。スポンジやスライム、ラバー素材もスクイーズではよく使われるそうですよ。
スクイーズの作り方は簡単なのか?
では、このスクイーズ、どうやって作るのでしょう?
私は、粘土のように形を作っていくんだと思っていました。そんな風に思っていた人も多いのでは?
ですが、とある時に「スクイーズのスポンジをカットして売っている」「技術を認められて、注文が増えてきている」なんていう話を聞いて、スクイーズをカットしているとはどういうこと?
というところから、どんな風に作られているのかを知ることになりました。
スクイーズと一口に言っても、スライムを混ぜて作るものやら、音の出るタイプやらいろいろあるので作り方も一つではないと思いますが、一番基本的な作り方は「スポンジをハサミでカットする」というとてもシンプルな方法です。
これが、実に地味で時間のかかる作業。だから、「スクイーズの形にカットする」事を他の人に「受注」する人もいるというのです。先ほどお話しした、スポンジをカットして売っている人がそれに当たります。
ヒルナンデスでも皆さんカットするのに苦戦されていましたよね。かなり時間がかかっています。
思う形にカット出来れば、あとはアクリル絵の具などで色を付けたり、他のパーツを組み合わせるだけなので、工程としては決して難しくはないと思います。
ですが、かなり製作時間がかかると思います。
それこそ、彫刻のようにコツコツとスポンジをカットしていくような作業が好きな人、あるいは苦ではない人でないと大変だと思います。
スクイーズの売れ筋はどんなアイテム?
結構時間のかかるスクイーズ作りですが、人気アイテムは結構なお値段でも売れます。ヒルナンデスで販売された作品の結果も書きますので参考に見てみて下さいね。
ミンネで「スクイーズ」と検索する約230件ヒットしました。かなり少ないです。こんなに人気アイテムなのに、作っている人が極端に少ない!これはライバルが少ないのでかなりおすすめです。
価格は1,000円位の物から、3,000円位のものまで。正直材料代はさほどかかりませんので利益は大きいと思います。
サイズはちょっと大きくなるので、ポスト投函出来る発送方法は使えませんが、スポンジは軽いので、配送料がそこまで高くなることもないでしょう。
ヒルナンデスで紹介された講師の先生は、年間150個販売されており、売れ筋は「かわいくてリアルなスイーツ」「パステルカラーのゆめかわいいアイテム」とおっしゃっていました。
ゆめかわいいについてはこちらの記事で書いています↓
こんな感じですね↓
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小学生の女の子がいかにも好きそうですよね!うちの娘(小3)も、こういう「ゆめかわいい」アイテムは大好きです。「スクイーズ」も大好きなので、間違いなく欲しがると思います。
ハンドメイドでスクイーズは売れるのか?ヒルナンデスでは売れた?
では、ハンドメイドでスクイーズは売れるのでしょうか?
まず、ヒルナンデスで紹介された作品がラクマで売れたかどうか?結果を見てみましょう。
松本明子さん ストロベリーケーキ 900円 → 売れた
伊藤修子さん ポーローパオ 1,300円 → 売れず
春日さん ガンマイク 2,000円 → 売れた
ラクマのハンドメイドのジャンルの中でも、そこその価格設定だと思いますが、松本さんと春日さんの作品が売れたという結果でした。
松本さんの作品は、販売開始から約2時間で売れたそうです!購入した方は、子供さんのままごとアイテムとして購入されたそう。ままごとのおもちゃとしても需要があるんですね。
春日さんの作品を購入したのも、4才の娘さんをもつママさん。なぜか春日さんの作品を気に入ってしまったそう。2,000円という価格でも売れたのがすごいですね。
伊藤修子さんの作品はメロンパンのような作品で、講師の先生は「ライバルが多かった」せいかもしれないとおっしゃっていました。確かにメロンパンのスクイーズは市販品でも見かけるような気がします。
スクイーズでも例外なく、ハンドメイドでは市販品にはないような作品がやはり売れると言えそうですね。
10代でも気軽に買える価格設定で、「かわいくて、ちょっと面白いもの」や、子供のおままごとに使えるようなスイーツやフルーツなど、つい集めたくなるようなアイテムを狙うと売れる可能性は高いのではないでしょうか?