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ハンドメイド販売で接客する時のコツは?人見知りでもポイントだけは押さえておこう!

ハンドメイドのイベントや、ショップなどで販売する時の接客が苦手な人も多いです。

ハンドメイドをする人はどちらかというとおとなしい人が多いイメージです。

人と接することは好きだけど、どうやってコミュニケーションを取ればいいか分からないという人も結構います。

私も、どちらかというと販売の接客は苦手です。

以前、アパレル店員の仕事をしていた時も、上司には「お客様にどんどん声かけて!」「そんなんじゃ全然ダメ!」と言われていました。

ですが自分が洋服を選ぶ時は店員さんにあまり声をかけて欲しくないので、自分がされて嫌なことはなかなか出来ないものです。

それでも「行って来て!」と言われ、(いやいや、今のタイミングで言ったら絶対嫌がられるでしょ)と思いながらも「それ、かわいいですよね」なんてぎこちなく近づき、案の定苦笑いされて逃げられるという・・・。

ちょっと話はそれてしまいましたが、売るための接客って本当に難しいと思います。

何度やってもドキドキしますが、それでも回数を重ねるうちになんとなくコツもつかめてくると思います。

ここでは、私が今まで経験してきて分かって来た、ハンドメイド販売の接客で押さえておきたいポイントをお伝えします。

笑顔は一番大事!暗いハンドメイド作家に人は寄って来ない

・自信がなさそうなハンドメイド作家

・笑顔がないハンドメイド作家

・無愛想なハンドメイド作家

・客に一切声をかけて来ないハンドメイド作家

・ずっと身内(スタッフ同士で)話をしているハンドメイド作家

・服装がダサイハンドメイド作家

こんな人が売っているお店を見たい、商品を買いたいと思いますか?

いくら商品が良くても、まずお店に近づくのも躊躇してしまいますよね。

「こんな人いないでしょー」と思うかもしれませんが、意外といるんです。

商品を作ってお店に並べておけば、気に入ってくれる人が勝手買ってくれるわけではありません。

お客様は、店員をすごーく見ています。あなたも、商品は素敵だけど、あの店員さんはちょっとウザそうだからやだな、とか思うことがありませんか?

「お客様に見られている」という意識は必ず持ちましょう。

ショップに立つときは、あなたもお店(商品)のイメージの一つになりますので、その日の服装は「衣装」だと思って、いつもは地味な服装をしているとしてもこの日だけはおしゃれをして「素敵な店員(ハンドメイド作家)さん」を演出しましょう。

私も、普段は白や紺などシンプルな服装が多いですが、ショップに立つときは少し明るい色のワンピースなどを着て、普段はしないアクセサリーもします。

ハンドメイド作家の自分をプロデュースする気持ちです。そうすると、なんだか気分も上ががって自信が出て来ます。

いつもは人見知りの人も、この日だけは「私は人気ハンドメイド作家!1日楽しむぞ!」と気分を上げて下さいね。

声をかけるタイミングと、言葉の選び方が重要

声をかけるタイミングはとても難しいですが、「自分だったらどうかな?」と少し客観的にみるといいと思います。

おすすめなのは、「いらっしゃいませ」より「こんにちは」。

「いらっしゃいませ」だとちょっとプレッシャーがかかるけど、「こんにちは」だと、「ちょっと寄ってみて下さい」というゆるいニュアンスになり、お店に入るハードルが少し下がります。

それで興味を持ってくれて、商品を眺めているお客様がいたら

「手に取って見て下さいね」とか

「いろいろ柄があるので見て下さいね」とか、

実際に商品を手に取ってもらえるような言葉をかけます。

たいていのお客様は、まずお店に入ることで1段階、商品を手に取ることで1段階、とちょっとずつ段階を経て

どんな商品があるのかな?自分の欲しいものかな?と確認しながら近づいてきます。

まだお店に入ろうかどうしようか迷っている段階で、お店から少し離れたところから眺めているだけなのにいきなり商品の説明を始められたら、お客様にとっては

(ちょっと待ってよー。まだ見るって決めてないのに。タイミングわる!)という気持ちになり、その場から離れたくなります。

自分の立場に置きかえれば分かりますよね。

商品を手に取ってもらえて興味を持ってくれていそうだったら、やっと商品の説明や、使い道などをお客様の様子を見ながら話をしていきます。

お客様の中には、声をかけて欲しい、話をしたいという人もいます。そういう場合はどんどんアピールしても大丈夫です。

お客様に合わせて接客をすることが大事ですが、大事なのはいつも自信を持って、堂々と、明るい笑顔で接することです。

決して「こんな商品買ってもらってすみません」みたいな気持ちでいないこと。

「この商品はこんなことろがおすすめです!」「自信を持って売っています!」という気持ちでいましょう。そのためには自信を持ってすすめられる商品をまず作るというのは大前提ですよ。

お客様がいない時間の過ごし方も大事

イベントなどでは、お客様の流れがあって、必ずお客様の数が多い時と少ない時があります。

お客様が少ない時、いない時間はどうしても手持ちぶさたになってしまいます。

こういう時、手持ちぶさたに耐えられない小心者は、椅子に座って商品を作ったり(編み物したり)、スマホを見たりしてしまいます。

ですが、これはあまりおすすめしません。

お客様がお店にいても、お構いなしでこういうことをしている人もいますが

「やる気なさそう」「売る気あるのかな」「何しに来たの?」「つまらなそう」という風に見られてしまいます。

自由にお客様に商品を見てもらいたいから、あえて声をかけないようにしている場合もあるかもしれませんが、あまりにもほったらかしはだめです。

本人は良かれと思ってしているつもりでいても、自分から動かなければ何も伝わりません。

お店のイメージが悪くなるだけですので、どうしても声をかけるのが苦手なら、商品のディスプレイを変えたり、陳列を直したりして(直すふりでもOK!)じっとしているよりも動きながら笑顔で「こんにちは」だけは言いましょう。

それだけでずいぶん印象は良くなります。

または、ミニワークショップのようなものを設けておけば、人の動きが多くなり手持ちぶたさにもなりにくいので、人見知りにはいいかもしれませんね。

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人気ハンドメイド作家さんの接客を見て参考にしよう

人気ハンドメイド作家さんが参加するイベントに自分がお客さんになって行ってみると勉強になります。

実際にショップで買い物をし、接客を受けてみましょう。

そうすると、あーこうやってお客さんの心をつかんでるんだなとか、こういう風に接したらいいんだなとか、いろいろ勉強になると思います。

人気者には理由があるので、すごく人が集まる人気のお店があったら、どんな商品をそろえているかはもちろん、どんな作家さんなのかじっくりウォッチングして見て下さい。

やっぱり人気のショップは間違いなく売っている人(作っている人)も素敵だと思います。すっごい人気だけど、売ってる人はすごい服がダサイくて笑顔がない・・・というのを見たことがありません。

作品のクオリティを上げるためには、自分磨きも必要ということです。

接客はお客様が100人いたら、100パターンの接客があると思うので、こうすれば必ず正解ということはありません。

何度も経験して、勉強して、少ずつ自分なりの接客の方法が見えてくると思います。

大切なのは、常にお客様が求めていることは何か?ということを意識すること。それを忘れなければ、きっとあなたのファンになってくれる人が現れ、あなたの笑顔に吸い込まれるようにお客様が集まってくれるでしょう。

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