ビーズで作ったピアスやネックレスなどのアクセサリー。
ハンドメイドでは王道ですよね。昔からあるジャンルです。
でも、昔流行ったビーズアクセサリーとは、ちょっと違います。
今、人気なのは「ビーズステッチアクセサリー」と呼ばれるもの。
ハンドメイドのイベントなどでも少しずつ見かけるようになり、これからますます人気になりそうな予感です。
では、2020年大注目のビーズアクセサリー「ビーズステッチアクセサリー」について詳しく見て行きます!
ビーズステッチアクセサリーとは?
まず、ビーズアクセサリーと言えばほとんどの人はこういうのを想像するのではないでしょうか?
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こんな感じじゃないでしょうか?私が20代の頃、こういう感じのビーズアクセサリーを作るのが流行っていました。
スワロフスキーやキラキラ系のビーズを使った「綺麗だな~」って見るタイプのやつ。関連本もたくさん出ていました。
もちろん、今でもこういうデザインのものはあるし、王道の人気アイテムではあります。
でも、今流行に敏感な若者たちの間で流行っているビーズアクセサリーはちょっと違いますよ!
こんな感じです!↓
ビーズステッチのピアス
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刺繍と合わせたビーズステッチのピアス
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とっても今風です。昔ながらのビーズとは違って、そんなにキラキラしていませんね。
小さなビーズをステッチでつないで、柄や形を作っています。これがビーズステッチのアクセサリーです。
ミンネで「ビーズステッチアクセサリー」と検索すると約6,300件ヒットしました(2020年2月現在)。まだ、件数としてはそんなに多くないです。
人気なのはひし形のネイティブ柄や個性的な柄で、タッセルやパールなどを合わせたもの。
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ビーズステッチだとビーズの並べ方次第で色んな柄を作ることが出来るのでネイティブ柄やレオパード柄は向いていますね。
また、まるでアイロンビーズかアクアビーズのように並べて作らたスイーツ柄やハート柄、細かいものだとまるで絵を描いたようなデザインの物を作る人もいます。
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こんなデザインも自由に形も作れます↓かわいい!
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アレンジ次第で色んなデザインを作ることが出来るのが魅力です。
もともとビーズステッチとしては昔からある技法だったのですが、このようなデザインが出て来たことにより新しいジャンルのようなイメージで流行し始めたようですね。
少ない材料で、狭いスペースでも作業出来て、そして材料のビーズもどこでも手に入りやすいことや、技法としては単純作業になるので初心者でも挑戦しやすいという魅力もあります。
ビーズステッチで編むアクセサリーの作り方
では、このビーズステッチのアクセサリーはどうやって作るのでしょうか?
「ステッチ」というだけあって、針と糸(専用の物)を使って編んで行くような感じで作って行きます。
あの有名な貴和製作所さんのレシピ動画に基本の編み方がありましたので、載せておきますね。
この編み方だけで、ほぼどんな形でも作れてしまいます。
貴和製作所さんは他にも同じ編み方で出来るサークルピアスの作り方の動画なども紹介されているので、参考にしてみて下さい。
まずは簡単な物から初めて、慣れてきたら自分で図案を書いて作るとよりデザイン性の高いものも作ることが出来ます。
こんな本もおすすめです↓
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初めて挑戦する時はキットもおすすめ!
キットマニアの私はいつもキットから始めます♪
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2020年4月、ダイソーでビーズステッチのキット「ドットビーズ」が登場しました!待ってました!!
詳しくはこちらに書いています↓
ビーズステッチのアクセサリーは売れるのか?
じわじわと知名度もあがって来ているビーズステッチのアクセサリー。
2020年2月19日放送の「ヒルナンデス ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーでも特集されたので、ますます人気が出るのは間違いないでしょう。
このヒルナンデスのハンドメイド特集の反響ってすごいらしいですよ。
ヒルナンデスで取り上げられて、自分も作ってみたくなってハンドメイド作家になり、始めて数か月で一気に人気が出た人もいるそうです。
作る人も増えると思いますが、「欲しい」「買いたい」という人も増えるので、まだライバルが少ないうちにそのジャンルで勝負するのはいいと思いますよ。
特に初心者さんは、まだどんな商品が売れるのか分からないし、自分がどんなジャンルに強いのかも分からないと思うので、色々なジャンルに挑戦することはとっても大事だと思います。
そして、今の時代ひとつのジャンルだけで勝負するっていうのも正直難しいんじゃないかと思います。一つの事を極めるのはもちろん素晴らしい事ですが、常にアンテナを張って情報に敏感であることはすごく大切です。
季節によって売れるものも違うわけですし、自分も年を重ねて環境が変われば得意なジャンルも作るものも変わっていくもの。
例えば、子供が小さい間は入学入園グッズやママさん向けの物に詳しいだろうから、使う人の気持ちになって商品を作れますよね。
でも子供が成長していき、高校生、大学生くらいになればまたその年代に必要な物とか、流行っているものを作ることが出来る。
親が高齢になって介護が必要になれば、介護する人の気持ちになって商品が作れる。
そうやって、どんどん「自分にしか作れないもの」「喜んでもらえる人が明確に分かること」っていうのは、大事なんじゃないかなぁと、ハンドメイドを20年以上続けてきて思います。
だいぶ話がそれてしまいましたが、
ビーズステッチのアクセサリーは、売れますよ!
イベントに持っていったら完売した、という話も聞いています。アクセサリーの中では、今一番人気なのがドライフラワー系ものも、次がビーズステッチ、だと私の中では思っています。ドライフラワー系のアクセサリーを作っている人がすごく多くなりましたが、
ビーズステッチのアクセサリーはまだまだこれからの新しいのジャンルです。オリジナリティあふれる商品で、ぜひ挑戦してみて下さいね!
ヒルナンデスで販売された商品は売れたのか?
では、最後にヒルナンデスで紹介されたビーズステッチのアクセサリーは売れたのでしょうか?ちなみにヒルナンデスでは「シードビーズアクセサリー」という名前で紹介されていましたが、アイテムとしては同じです。
結果はこちらです
・松本明子さん オス×メス(ピアス) 650円 → 売れず
・めるるさん トゥンカロン(キーホルダー)650円 → 売れた
・春日さん MORITAKA(ヘアゴム) 1,300円 → 売れず
若手人気モデルのめるるさんのみ売れたという結果になりました。さすが、やはり若い方の感覚というのはすごいですね!娘さんがいらっしゃる方は、娘さんに作品のヒントをもらうといいと思います!
(私も娘が読んでいる漫画「ちゃお」「りぼん」などに載っている広告を見て、今どんなものが流行っているのかをチェックしています)
松本さんの作品は、ぱっと見結構かわいく見えましたが、アクセサリーはハンドメイドのジャンルで激戦区。同じくらいの価格でクオリティの高い作品もたくさん販売されているので難しかったかもしれませんね。
価格が350円とかだったら売れていたかもしれません。
春日さんのは、またもや「著作権は大丈夫なの?」と突っ込みを入れなくなる作品だったし、ほとんど講師の先生が作っていたようなので、春日さんの作品を楽しみにしている人達にとってはちょっと残念でしたね。
ヒルナンデスで講師として出演されていた先生は、ハンドメイド歴4年で、子育てをしながら年間50個以上このビーズアクセサリー(シードビーズアクセサリー)を売っているそうです。
小さな作品なら1個20分くらいで完成させるそうですよ。これなら家事の合間にも出来そうですね。
ところでめるるさんは、作品を作る時に「絶対に売れるもの」と言っていました。
自分が作りたいもの、でははく「売れるもの」。しかも「絶対売れる」とまで言い切っていて、本当に売れていました。
この日にもう一つ放送された「ミニチュアステンドグラスアクセサリー」でもめるるさんの作品だけ売れていました。
詳しくはこちら↓
そうです、カッコつけたりすごいものを作ろうと思わなくていいんです。
すごいものではなく、どんなものなら「絶対売れる」のか?
これってすごく参考になると思います!