一時期は品薄だったマスクの材料、ダブルガーゼやマスクのゴムも安定して購入が出来るようになりましたね。
一時は白色のミシン糸やチャコペンまで買えない状態になりましたが、今ではだいぶ緩和され、セリアやダイソーの100均でもダブルガーゼやマスクゴムがたくさん並んでいるのを見た時は、なんだか安心しました。
ただ、ミシン糸だけはお店によっては購入の個数制限があったりでまだ少し手に入りにくい印象もありますけどね。
サージカルマスクも、価格がだいぶ下がりましたもんね。
品薄の時は1箱30枚入りのを4,000円位で慌てて買ったけど、結局使わずにしまってあります。もったいなかったけど仕方ないですね(^^;
手作りマスクが当たり前の昨今ですが、布のマスクってやっぱり消耗が早い。
特に子供たちのマスクは、毎日使って洗ってを繰り返すので、作っても作っても、また作らなきゃ、という感じです。
月に1回は作ってるんじゃないかな?
今回は手に入りやすくなった100均の材料を主に使った、簡単なマスクの作り方などをご紹介していきます。
セリアのダブルガーゼはかわいい柄がたくさん
セリアで販売されているダブルガーゼは、コロナが流行る前から人気アイテムでした。
とにかく柄がかわいいんです。
動物柄、リボン柄、ユニコーン柄、国旗柄、無地など・・・女の子用、男の子用どちらも種類は豊富♪
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サイズは30㎝×35㎝で、マスクなら2個は作れます。
普通に手芸屋さんなどで販売されているものと同じものも売られています。
実際は割高なのかもしれませんが、手軽だし、ちょっとしか必要ない、色んな柄をたくさん欲しい人にはとても買いやすいですよね。
ダイソーでも、ここ最近になってダブルガーゼの種類が増えてきて、かわいいものも出てきました。
ただ、最初の頃はかわいい柄のマスクを好んでいた子供達ですが、だんだんと子供達も飽きてきて(?)最近は
「柄がないのがいい」
なんて言ってきます(^^;
また、最近使っている人が多いこういうタイプのマスクがいいと↓
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まぁ、女の子は色々とこだわりがあって大変です(^^;
という事で、最近買うのは無地のダブルガーゼが多くなりました。ダイソーやセリアでも無地のものも売っていますよ。
簡単な立体マスクの作り方
では、今回は立体マスクを作ってみます。
作り方も型紙も色々ありますが、今回は市販のマスクを型にして作る方法で作っていきます。
まず、こちらがセリアで購入したダブルガーゼです。「レトロポップ」
①面倒でも水通しは必ずしましょう。マスクは何度も洗濯することが前提です。水通ししないと歪み・縮みの原因になります。
水通しはめんどくさくて私も好きではない作業ですが、さすがにダブルガーゼはします。10分程度水に浸すだけで十分だと思います。セリアで買ったダブルガーゼと、家にあったガーゼっぽい生地も一緒に水通しします。
②水から引き上げたら洗濯機で軽く脱水します。(1分くらい)脱水したら風通しがいい場所に干します。天気がいい日だとあっという間に乾いてしまうので注意してくださいね。
③半乾きの状態で取り込み、アイロンをかけて地直しをします。
この日はとっても天気が良くて風も吹いていたのでほんの5分で半乾き状態になりました。ガーゼは薄いのでアイロンをかけている側からどんどん乾いていくので時間との戦いです。地直ししたら、しわにならないようにたたんでおきます。
④つぎにマスクの型紙を作ります。市販の子供用のサージカルマスクを型にして作ります。マスクのプリーツを開いた状態で半分に折り、形をなぞります。
(ダブルガーゼのパッケージの厚紙が型紙にちょうどいいです!)
ざっくり線を引いたら、定規を使ってラインを決めて型紙にします。
これで型紙完成。簡単すぎますね。
主人が購入した1枚1,600円もするマスクも型紙にします。炭が入っているから高いんだそうですよ。男性用にしてはちょと小さめ。
⑤型紙が出来たら、生地をカットします。縫い代1.5㎝付けた状態でカットします。
表・裏それぞれ2枚ずつカットします。
⑥それぞれを縫い合わせて表布と裏布のパーツを作ります。
⑦中表にして縫い合わせます。この時返し口を3㎝くらい残して縫うのを忘れずに。
⑧縫い合わせたら、角の部分を少しカットして表に返します。
表に返したらアイロンで形を整えます。
⑨返し口を閉じるように上下ステッチミシンをかけます。ミシンをかけたらゴム(30~40㎝くらい)を挟んだ状態でゴム通し部分にミシンをかけます。このやり方だと後からゴム通ししなくていいから楽チン♪
⑩ゴムを結んだら完成です!
サイズをちょっと調整して、小4の娘用、小1の娘用に作りました。びっくりするくらい顔にぴったりするサイズで作れました。
こちらは、主人の1,600円のマスクを型紙にしたマスク。
こちらはゴムではなくズパゲッティを使いました。伸縮性のある素材のズパゲッティを使うのがポイントです。(全く伸縮性のないものもありますので)
家にあるマスクで簡単に型紙が作れるので、ぜひ挑戦してみて下さいね!
作りながらちょっとずつ形やサイズを変えていけば、超ぴったりサイズのマスクが作れますよ。
インナーマスクやクリップ式マスクも定番になる?
インナーマスクやクリップ式マスクなんて言うアイテムも出てきました。
インナーマスクとは、例えばサージカルマスクの下にするガーゼのマスクの事。マスクの内側に当てる布の事をインナーマスクと言ったりもするようです。
これは、ウイルスの侵入を防ぐ効果を高めるわけではありません。
例えばサージカルマスクを2重にして使っても効果は2倍とはならないのです。
ではなぜインナーマスクをするのかと言うと、これはマスクの汚れを防ぐためです。
サージカルマスクはもともと1回の使い切りですが、マスク不足のため2~3日使い回さないといけない時期があったため需要が出たものですが、最近はどうでしょうか?
今のところ、マスクも、手作りのマスクの材料も普通に買えるようになったので、インナーマスクをしている人はあまりいないんじゃないでしょうか?
クリップ式マスクとは、文字通りクリップで布などを挟んで作ったマスクの事。
もともとは移動ポケットなどでなじみのあるあれです。あのクリップを使ってマスクを作るというアイディアです。
「マスククリップ」で検索するとたくさんヒットします。
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こちらも、どちらかというとマスク不足の頃に登場したアイテムで、ダブルガーゼが手に入らないからハンカチなどを折ってこういったクリップで留めて、マスク代わりにするというアイディアですよね。
こちらも一時のものだったのかもしれません。
ただ、マスクの素材、デザイン、アイディアは今も様々な物が出てきています。
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こちらはシューズクリップで作っているそう。すごいアイディア↓
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マスクの素材も、夏なら冷却素材、冬ならファー。マスクでもおしゃれが出来るようにマスクに付けるパーツなどを貼り付けたり。
消耗品だけど、みんな色々工夫して快適にマスク生活を送れるよう、楽しみながら手作りしているのはいいことだなぁと思います。
ダイソーのマスクキットで作ってみた
ダイソーではマスクキットが販売されています。セリアではキットでの販売はないので、材料と作り方もセットされているものが欲しい!
という方は、ダイソーへGO!
そのキットがこちらです↓
※写真には生地とゴムのセットが2つ写っていますが、実際には一つのキットにはひとつの生地とゴムしか入っていません。紛らわしくてごめんなさい。
入っているもの
・ガーゼ 約30㎝×47㎝ 1枚
・マスクゴム 約80㎝ 1本
・平面・立体・プリーツのマスクが作れるレシピと型紙 1枚
一つのキットでマスクが2つ作れます。
そして、シンプルな平面マスク、立体マスク、プリーツマスクの作り方と型紙がS・M・Lサイズついているので、とってもお得だと思います!
平面マスク
生地はキットのもの。マスクゴムはキットの物ではなく、エムワイママさんで購入した物を使っています。
プリーツマスク
生地はネット購入の禰豆子柄のダブルガーゼ、マスクゴムはエムワイママさんの物を使っています。
生地がちょっと厚みがあったので、ゴムを通すところがちょっとゴロついてしまいました。プリーツマスクにする時は、厚みが少ない生地がおすすめです。
立体マスク
生地はキットの物、ゴムはエムワイママさんの物を使っています。
今回キットのマスクゴムは使いませんでしたが、もちろんキットの物でも大丈夫です。
エムワイママさんのマスクゴムは、平らでちょっと太めで耳が痛くなりにくく、そしてとっても丈夫で洗濯を繰り返してもゴムが伸びにくいので本当におすすめです↓
カラーも豊富でかわいい♪
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スエード調
もうひとつ、こちらはダイソーの新作マスクキットです。
なんと素材はスエード調!
入っているもの
・スエード調ストレッチ生地 約40㎝×20㎝ 1枚
・ゴム 約80㎝ 1本
・2タイプのマスクが作れるレシピと型紙 1枚
キットの中にゴムもセットになっていますが、今回はゴムは使わず、生地を耳部分まで続けてカットする、Bタイプのレシピで作りました。
※生地のつるつるしている方が裏、マットな方が表です。私は最初間違えて作ってしまいましたので、ご注意ください(^^;
こちらもS・M・Lのサイズが選べます。
どちらか1枚作れます、と書いてありますが、Sサイズだと2枚作ることが出来ました。
レシピでは真ん中の切り替え部分のステッチはありませんが、縫い代が内側でごろつくので入れました。
横から見るとこな感じ。
スエード調なので、カッコいいですね♪
ちなみに、キットの型紙だと真ん中のカーブが強めで、鼻が高い人向け?外国人向け?という感じで、うちの子が付けると鼻のところがスッカスカでなんだかおかしな状態になってしまったので、カーブを緩やかに調整しています。
耳にかける部分も、ゴムのようには伸び縮みしないので付ける人のサイズに合わせてカットすることが大事です。
スエード調の生地は、ダイソーで生地だけでも販売しているので、型紙をゲットしたらたくさん作ることも可能ですよ。
ぜひ、いろんなマスクを作ってみて下さいね♪