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ネッシーで仕入れたハンドメイド資材ってどうなの?価格や口コミは?

ハンドメイド販売をしている人にとって、資材の仕入れはとっても重要ですよね。

資材の品質の良し悪しによって、作品のクオリティも変わってくるし。

かといって原価が高すぎたら利益は出ないし。

原価が安くても質が悪ければダメだし。

ハンドメイド作家にとって、「良い仕入れ先」を見つけ、「良い資材を安定して仕入れることが出来る」ことはとっても大事なのです。

私も、長くハンドメイド活動をしていますが、信頼して利用しているお店がいくつもあります。

(信頼しているお店でも、たまに「これは失敗だったな」ということもよくありますが。)

そんな中で、ここ数年利用し始めた「ネッシー」が、思いの他良かったので、ここでご紹介させていただこうと思います。

ネッシーの口コミは?

ネッシーは、仕入れと卸の専門サイトで、あらゆる商品を問屋から直接購入することが出来るネットショップです。

ネッシーというサイトがあることは以前から知っていましたが、なんとなく利用することに不安があって、利用せずにいました。

なぜかというと、ネット上の口コミでは

「対応が悪い」

「商品が届くまで数週間かかる」

「商品が粗悪」

「個人は利用できない」

など、あまり良くない口コミが多かったからです。

しかし、人気ハンドメイド作家さんも利用している人も多いという事を聞いたり、「品揃えはかなり豊富で、他のお店では手に入らないようなものもある」…という情報を聞くと、やっぱり気になります。

確かに悪い口コミもあるのですが、良い口コミもあります。

「中国から発送で届くのに時間がかかると思っていたが、3日くらいで届いた」

「対応はとても丁寧だった」

「品質もよくて、安く買えて良かった」

など。ネッシーの全てのショップが対応が悪い訳ではなく、きちんと対応しているショップもちゃんとあるという事です。

それでも、日本人の常識で考えると対応に物足りなさを感じるかもしれませんが、あくまでも問屋さんです。

日本でも、例えば日暮里の繊維街で言うと、生地屋さんでは店員さんは細かい質問には答えませんという暗黙の了解があります。

なぜなら商品数が多すぎて、いちいち細かい質問に答えていられないのです。そして、生地を50㎝単位とか細かくたくさんの種類を購入することも嫌がられるのも同じです。

そんな感じで心構えしておけば、「対応はこんなものだ」と思って利用できると思います。

(もちろん、極端に対応が悪かったり、商品を送ってこないとかは例外ですが。)

ネッシーは個人でも仕入れることが出来る

そして、試しに登録しようと会員登録画面まで進んでみたのですが、

そこには「ビジネス利用を目的としない一般の人は入会できませんよ」という内容がまず書いてあります。

そして、登録の項目には

・会社名

・会社形態

・自社サイトのURL

などを記入するようになっており、観た瞬間「あ、これはダメだ」と思って登録を辞めました。

ハンドメイド販売に利用するので、「ビジネス」と言えばビジネスですが、会社ではないし、自社サイトもないし。

これは個人では利用できないんだな、と思いました。

しかし、それからずいぶん経って、ある作家さんが

「会社名とか書かなくても登録できますよ」

と言っているのを聞いて、そうなの?じゃあやっぱり登録してみよう!と思い、

会社名は自分の名前にして、自社サイトは自分のラクマのURLを記入して登録してみました。

こんなんで大丈夫なのかな・・・とドキドキしましたが、問題なく登録が出来ました!

その後、ネッシーで普通に商品を購入していますが、特に何か言われたり、記入したURLについて調べられたりすることはありません。

つまり、個人でもネッシーで仕入れるとこが出来るという事です。

ネッシーは問屋サイトの中でもこの辺が厳しくないので、いわば誰でも利用できるサイトです。

誰でも利用できるという事は、それだけ利用している人も多く、同じものを購入している人がたくさんいる=作品がかぶるということも起きますが、

とにかく初心者が最初に利用する問屋サイトとしては最適だと思いますので、まず最初に利用するにはいいのではないかと思います。

商品の種類や価格はどれくらいなのか?

ネッシーでは毎日新着の商品が何千という単位で販売されています。

商品はハンドメイド材料だけでなく、マスクなどの日用品、家電や食品まで様々です。

洋服やバックなどのアパレル品もおしゃれなものがたくさんあって、見ているだけでも楽しくなります。

(商品を見始めると次から次へと気になる商品が出てきて、すぐに時間が経ってしまうので要注意です!)

ハンドメイドでは、アクセサリーパーツが特に豊富ですね。

そして、価格はさすが問屋さんだけあってものすごく安いです。

ダイソーやセリアで2個入りで100円くらい、つまり1個50円くらいのパーツが、ネッシーなら20円とか30円とか価格で買えるような感覚です。もっと安いものもあります。

他にも、スマホケースも種類が多くてハンドメイドでアレンジ出来そうなシンプルな物から、おしゃれな物までものすごい数があります。

スマホケースは本当に安くて、おしゃれなデザインの物がびっくりするような価格で売られています。

スマホケースの商品を見ていたら、「あれ?これどこかで見たなぁ」というデザインの物があって、調べて見たら、やっぱり。

楽天で全く同じものが販売されていました。

価格は細かくは言えませんが、ネッシーの価格の約30倍の価格で売られていました。しかも、人気ランキングにランクインしていました。

さらに、ミンネでも同じものを見つけてしまいました。

ネッシーで売られていたスマホケースにちょこっとラインストーンなどをのせてアレンジされていますが、価格は90倍位でした。

という事は、ネッシーは個人も企業も当たり前のように利用している「問屋さん」なんだな、という事を確信しました。

仕入れたものをいくらで売るかは自由ですし、30倍で売ってるから、90倍で売ってるからだめという訳ではなく、その価格でもちゃんとお客さんに喜んで買ってもらえているからむしろビジネスとしてちゃんと成り立っていますよね。

ハンドメイドの販売価格は原価の3倍なんてよく言われますが、正直3倍程度じゃなかなか利益にはなりません。時給にしたら恐ろしいくらい安い金額になってしまいます。

いい材料を安く仕入れて、付加価値を付けて高く売る。

これがビジネスです。

もちろん、数十円で仕入れた材料をあり得ない位高い金額で売ったらそれは詐欺と言われるかもしれませんが、お客さんが「この値段を出してでも欲しい」と思い、購入した後も「いいものを買えて納得」してもらえれば、それは立派なビジネスです。

ハンドメイド作家は、もっと仕入れをシビアに考えてもいいと思います。

仕入れ方はどうするのか?

問屋というと、どうやって仕入れたらいいの?

利用の仕方が難しいんじゃない?一度にたくさん買わなきゃいけないんでしょ?

と思うかもしれませんが、ネッシーに関しては全くそんなことはありません。

会員登録が完了すれば、あとは普通のネットショップと同じように買い物をするだけです。

商品によっては、最低ロット数が100個とかのものもありますが、1個から買えるものもたくさんあります。

ネッシーは日本の企業も入っていますが、中国の企業が主になります。

どちらのお店も利用していますが、今までトラブルに合ったことは一度もありません。

連絡メールもちゃんと来ますし、注文した商品の在庫がなかったので返金しますという事もありましたが、対応も早く丁寧で、すぐに返金してくれました。

日本語がちょっとおかしかったりするのですが、がんばって日本語を使ってコミュニケーションをとろうとしているのが伝わってきて、むしろ印象がいいくらいです。

日本のネットショップで、商品を購入(注文)後に、「やっぱり商品なかったからごめんなさい。返金します」なんてことはあり得ませんが、ネッシーではよくあることです。

こういった対応が許せないとか、イライラするという人には向いていないかもしれませね。

商品も、今まで購入した中で粗悪な物はひとつもないですよ。

もちろん、中には粗悪な物を扱っている業者もあるかもしれないので見極めは大事だと思いますが、そんなに怯えることなく、普通に利用して大丈夫だと思います。

逆に利用しないのはもったいないなと思います。

楽天などでも、同じような資材が販売されていたり、価格も安く販売していたりもしますが、何と言っても商品の数が比べ物にならないほど多いです。

なので、選ぶのが大変だけど楽しみもある。

新たな発見があったり、新しいことにチャレンジするきっかけにもなると思います。

仕入れた商品をそのままメルカリで売るのもあり

アクセサリーパーツなどは本当に種類も多くて、デザイン的にもかわいいものや珍しいものがたくさんあるので、

まとめて安く仕入れて、それを10個ずつとかに小分けにしてメルカリなどで販売している人もたくさんいます。

メルカリで「アクセサリーパーツ」と検索してみると分かると思いますが、メーカーでもないに、イヤリングの金具やビーズなどを大量に同じものを販売している人がたくさんいるのが分かります。

「中国から輸入しています」と記載している人もいます。

私は以前、こういう人は中国語や英語が堪能で、個人で輸入のやり取りをしている人なんだと思っていました。

しかし、いろいろと調べているうちに、これはネッシーなどの問屋サイトで仕入れて販売しているんだという事を知ります。

時代はそんなことになっていたんだとちょっと衝撃を受けました。

考えてみれば、私が服飾専門学生だった頃は、生地を買うのも、資材を買うのも手芸屋に直接行くのが当たり前でした。

あっちのお店、こっちのお店とはしごして何時間もかけて材料を集めていました。

それが東京だったから出来ましたが、田舎だったらお店がまずありません。

それからだんだんとネットで買うという流れになって、そして自分が作ったものを販売出来るようになって、そして自分で問屋から仕入れて販売までする時代になりました。

あ~、今学生だったらどんなにいいだろ。(コロナのことはおいといて)

安くていいものをたくさんの種類の中から選んで、しかもどこへも行かず自宅で購入出来るなんて、今ではあたりまえですけど、数年前なら考えられない事です。

この、アクセサリーパーツを仕入れて売るというのは、今では多くの人がやっているので、正直どこまで売れるのかは分かりませんが、普通のお店では見たことのないようなデザインの物を扱えば、売れる可能性もあると思います。

「ハンドメイドは作らなきゃいけないけど、資材なら売れたら袋に入れて送るだけ。しかもハンドメイドより売れる」そうやって、稼いでいる人もいます。

作品を作る時間がない人も、資材の販売なら片手間でも出来ますね。

ちなみに、仕入れサイトはネッシー以外にもいろいろありますが、ネッシーが一番初心者向けだと言われています。

その理由はやはり利用しやすいからでしょう。

問屋サイトは普通のネットショップより最初はハードルが上がるかもしれませんが、メリットもたくさんあるし、思っているより簡単に、楽しく利用できますので、私は自身を持っておすすめします!

こちらから登録できます↓