最近、「ニャンドゥティ」というハンドメイドが気になっています。
私は過去に日本刺繍を習っていたこともあり、もともと細かい作業や刺繍、編み物が大好きです。
ちまちまとした作業は時間も手間もかかりますが、完成した時のあの喜びは何とも言えないんですよね^^
という事で、とっても繊細で、刺繍のような編み物のようなニャンドゥティに「これ、どうやって作ってるの?」と興味を持ち始めました。
まだ身近で見かけることはほとんどないですが、今回は「ニャンドゥティ」の魅力について詳しく書いています。
ニャンドゥティとは
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ニャンドゥティとは、パラグアイの伝統工芸でカラフルなレース糸を織物のように編み込んでいく技法の事です。
「ニャン」という言葉だけでなんだか可愛らしいイメージを持ってしまいますが、実際はかわいいというより上品で繊細。名前とはギャップがあります。
日本ではまだなじみの少ない技法なので、「ニャンドゥティって何?」「初めて聞いた」という人も多いと思います。
特徴は何と言っても繊細で美しいモチーフ。エキゾチックな雰囲気もあってとても素敵です。
本場パラグアイでは、ニャンドゥティの技法で編んだ模様のドレスやバッグなどとても手がかかる作品が多いですが、日本では気軽に作って気軽に身に付けることが出来るアクセサリーが人気です。
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色使いも特徴的で、とっても素敵ですよね!
日本人はこういった繊細なハンドメイドを好む人が多いので、最近は本やキットが販売されたり、教室も開かれたりしていて徐々に知名度を上げているんです。
ニャンドゥティの作り方
ニャンドゥティの基本の作り方を説明します。
①専用の木枠に布を貼り、図案を書きます。
②その布にレース糸を刺していきます。
③たて糸ををすくい、よこ糸を渡すようにして織物のように模様を作っていきます。
④モチーフが出来たら全体に接着剤を塗り、ドライヤーなどで乾かします。
⑤乾いたら、布からそのモチーフを切り離し、切り離したら布を剥がします。
⑥アクセサリーなどに仕上げます。
言葉にするとちょっと分かりにくいですが、フェリシモの動画が大変分かりやすいので参考にしてみて下さい↓
専用の木枠に布を張るところなんかは、日本刺繍のやり方ととても似ていて興味をそそられます。
そして、刺繍のようでもあり、織物のようでもあり、独特の技法ですよね。
ニャンドゥティはパラグアイの先住民族【グアラニー族】の言葉でくもの巣という意味なんだそうです。
なるほど、確かに蜘蛛の巣のようなモチーフですよね。
初めての人におすすめの「ニャンドゥティの本」
ニャンドゥティを始めて挑戦するなら、本を一冊買うのもおすすめです。
ニャンドゥティの作り方が載っている本は少ないのですが、動画だけでは分かりにくいことも本には細かく書いてあるので一冊持っているとスムーズにスタート出来ると思います。
ニャンドゥティのアクセサリー パラグアイの伝統レース
岩谷みえエレナ
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パラグアイの伝統手芸 はじめてのニャンドゥティ
千森麻由
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ニャンドゥティのモチーフは350種類もあると言われていますが、その中でも初心者向けのモチーフを分かりやすく説明されています。
キットならフェリシモがおすすめ
本もおすすめですが、最初は材料や道具を集めるのも大変なのでキットもおすすめです。
キットなら絶対にフェリシモがおすすめです。
フェリシモのキットは、はじめてでも挑戦しやすく、身に着けやいデザインのイヤリング・ピアスなどが作れます。
キットの価格は2,310円。
先程ご紹介した本「パラグアイの伝統工芸 はじめてのニャンドゥティ」の著者である千森麻由さんとコラボしたキットで、2~4時間で完成する作品が6種類用意されています。
イヤリングまたはピアス 2種・ブローチ・ブレスレット・ネックレスバッグチャームが作れます。
こちらはバッグチャーム↓
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こんなキットを作っちゃうフェリシモはさすが!他ではなかなかこんなキットはありませんからね。
ニャンドゥティは人気が出てきてはいるものの、まだまだ始める人は少ないので完成した作品を身につけて自慢しちゃいましょう^^
また、ニャンドゥティ専用の木枠と糸のセットも1,000円で購入出来ます。
意外と手軽にはじめられるニャンドゥティに今後も注目していきたいと思います☆
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