2019年10月7日から、ペイペイフリマのサービスが開始されました。
ペイペイフリマは、Yahoo!(ヤフー)が運営しているフリマアプリです。ヤフオクを利用する人が少なくなってきている今、このようなアプリはいつか出るだろうなと思っていました。
私も、普段ペイペイを使うので、ペイペイフリマも気になっていて、先日「500円OFFクーポン」がもらえるキャンペーンのタイミングでダウンロードしました。
(他にも「PayPayフリマの購入でMAX20%相当戻ってくるキャンペーン」など、ちょくちょくキャンペーンを行っています。)
ペイペイフリマではどんなものが出品されているんでしょう?
そしてハンドメイド品の商品数や傾向はどうなのか?色々見て行きたいと思います。
ペイペイフリマとは?
ペイペイフリマの特徴は
・全品送料無料(出品者負担)
・配送方法は2種類のみ
・全て匿名発送
・支払方法はPayPay残高払いか、クレジットカード払いのみ
・販売手数料は10%
こうやってみると分かるのが、すごく「シンプル」ですよね。メルカリやラクマなど他のフリマアプリを使ったことがある人にはわかると思いますが、すごく分かりやすいと思います。
では、ひとつずつ見ていきますね。
全品送料無料
送料無料っていうのは、購入者側から見た時の事です。
ペイペイフリマでは定形外郵便やクリックポストなどで発送することは出来ません。必ずペイペイフリマで連携している発送方法を使うことになります。
なので、商品が売れて発送手続き完了した時点で自動的にかかった送料を売上から引かれる、ということです。
なのでペイペイフリマ側が払ってくれるわけではありませんし、出品する時は送料込みで価格設定をするのは他のフリマアプリと一緒ということになります。
フリマアプリで販売している人は、最近はほとんど送料無料(出品者負担)が一般的ですが、たまに購入者負担とか、着払いにしている人もいます。ほんとにたまにしかいないので、「あ、安いな。買おうかな」と思ってよく見てみたら「購入者負担」となっていたり。
見落としそうになることってありますよね。
そういう心配がないっていうのはいいと思います。
配送方法は2種類のみ
配送方法は、
・ネコポス(ヤフネコ!パック)
・ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)
この2種類のみ。この2種類の中で、商品のサイズによって価格が変わるだけです。
ヤフネコ!パックの料金表
ネコポス | 195円(A4サイズ) |
---|---|
宅急便コンパクト | 380円(専用BOX) |
宅急便 | |
60サイズ | 600円 |
80サイズ | 700円 |
100サイズ | 900円 |
120サイズ | 1000円 |
140サイズ | 1200円 |
160サイズ | 1500円 |
ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)の料金表
ゆうパケット | 175円(長辺34㎝以内で縦・横・厚さが計60㎝以内) |
---|---|
ゆうパック | |
60サイズ | 600円 |
80サイズ | 700円 |
100サイズ | 900円 |
120サイズ | 1000円 |
140サイズ | 1200円 |
160サイズ | 1500円 |
170サイズ | 1700円 |
これだけです。すっごいシンプル。
メルカリを始めたばかりの頃、配送方法がどれを選んでいいか分かりませんでした。らくらくメルカリ便とか、ゆうゆうメルカリ便とか、クリックポスト、ゆうメール、定形外郵便、レターパック・・・色々ありすぎて、初心者が最初にぶつかる壁とも言えます。
それを踏まえて、初心者でも分かりやすいようにペイペイフリマは考えたんでしょうね。
発送方法も、ローソン、郵便局、クロネコヤマトから出来るので他のアプリ同様です。
全て匿名発送
ペイペイフリマは、全ての取引が匿名で行われます。
購入者と出品者がお互いに相手の名前も住所も知ることはありません。
すごい時代になってきましたね~。
でも、これもすっごくいいと思います。防犯の面でも、プライバシーを保護するためにも、利用する側からしたら安心です。
私はまだ経験したことはないですが、メルカリなどで商品を購入してもらって、商品を送ろうと思って名前と住所を見たら知っている人だった!とか。
これだけ利用者が多くなってくると、そういうこともありますよね。
特に芸能人とかの有名人の方や、学校の先生、お医者さんなどは名前を知られるとやりにくいことも色々あると思いますが、匿名ならそんなこと気にせずに利用できますもんね。
これからの時代は何でも匿名で出来ることが増えていくかもしれませんね。
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そういえば、フリマアプリとは関係ありませんが・・・。
私の住んでいる場所の近くの総合病院が、最近患者さんを名前ではなく「番号」で呼ぶようになったんです。それはそれでいいんですが、まぁみんな呼ばれても気付きません。
「〇番の方お入りください」と呼び出され、モニターにも大きく番号が表示されていますが、まぁ気付きません。
それは患者の多くが高齢者という事。田舎だから、そういう新しいシステムはなかなか受け入れられるのに時間がかかること。だと思います。
結局気付いてもらえないから、「○○さーん!」と名前を呼ぶことに。スタッフの方は大変だろうなと思います。無駄が多いなって思ってることでしょう。
これなら初めから名前で呼んだらいいと思います。そして番号で呼んでほしい人だけ、番号にすればいいと思いますけどね。
匿名という時代の流れに人も慣れていかないといけないかもしれませんね。
支払方法はPayPay残高払いか、クレジットカードのみ
こちらもシンプルです。ペイペイフリマを利用する人は、ペイペイを利用している人だと思いますから、分かりやすいし楽ですよね。
メルカリのように「コンビニ後払いを選択して、なかなか振り込まれない」なんていう面倒な事にはなりません。購入した時点で決済されるので安心です。
(もちろん入金は全ての取引が終わった後です)
2020年6月までは、キャッシュレス決済ポイント還元でペイペイで買い物をすればどんどんポイントが貯まっていくので、そのポイントで支払いも出来ますね。
ペイペイが使えるお店がもっと増えればいいなぁと思っています。
販売手数料は10%
商品が売れた時の手数料として、商品代から10%を引かれます。
これは他のフリマアプリなどと同じですね。
10%なら、今不満を言う人はいないでしょう。逆にここでペイペイフリマだけ手数料を「12%」なんて言ったものなら、みんな利用しないでしょうね。だから10%にするしかなかったのかもしれません。
フリマアプリなどを利用せず、直接購入者とやり取りをすればこの販売手数料はかかりませんが、特に初心者の方は手数料を払ってでもこういうアプリやサイトを使った方がいいと思います。
直接やり取りするという事は、例えばインスタに商品をアップして、購入したい人はDMでメッセージを送ります。販売者は、自分の口座を伝え、相手の名前、住所を聞いて商品を発送します。
手数料はかからないけど、今の時代とは真逆のやり方です。プライバシーも守られていませんね。少し前まではこれが当たり前で、みんなやっていたし、別に何も問題なかったから大丈夫でしょう、と甘く見るのはちょっと危険だと思います。
昔と今では世の中変わっていますからね。今の時代は、個人情報が守られる方法で販売もするべきじゃないかな、と思います。
ペイペイフリマのハンドメイド市場はどうなのか?
ペイペイフリマは商品の並び方や使い方もメルカリにすごく似ています。
ぱっと画面だけ見たらメルカリなのかペイペイフリマなのか区別が出来ないほどです。
ですが、ペイペイには「ハンドメイド」のカテゴリーがありません。メルカリにはあります。なぜ、ハンドメイドのカテゴリーを作らなかったのか。
ハンドメイドを売りたい人はたくさんいて、現にメルカリで稼いでいる人もたくさんいるので利用しようと思う人も多いと思いますが、ペイペイフリマそこを狙わなかったのは何か理由があるのか?
ハンドメイド市場って、私の感覚ですが既に「メルカリ」か「ミンネ」か「インスタ」か「BASE」くらいに絞られてきているような気がします。
その他にもハンドメイドサイト等ありますが、正直ぱっとしません。
一時期は「売れる」と言われていた「ココナラハンドメイド」もサービスを終了したし、アメブロの「リキュー」もまったく広がりを見せないままです。
ヤフオクでもハンドメイドを販売する人は少なくなりましたよね。一昔前まではみんなヤフオクだったのに。
だからあえて、ハンドメイドの利用者は狙わなかったのかもしれませんね。
(あくまでも私の考えです。実際のところは分かりません)
今現在、ハンドメイドで出品している商品を見てみると・・・まず、商品数が少ない。
まだスタートして間もないからこんなものかもしれません。商品が少ないから、売れている商品も少ない。まだ活気がない感じです。
利用者はこれからどんどん増えていくとは思いますが、クオリティとしてもメルカリには明らかに負けてますね。
もちろん、全てではないですが、見ていてワクワクするかと言ったらしないです。。。
とはいっても全ては利用している人がまだ少ないからだとは思いますので、これから利用者が増えるかどうか、増えてからどうなのかを検証していく必要がありますね。
私も、まだペイペイフリマでハンドメイド商品を販売したことはありません。
私と同じように、ペイペイフリマでハンドメイド販売してみようかな、どうしようかな、と迷っている人も多いと思います。フリマアプリを利用している人は、複数のアプリやサイトでも販売をしていることが多いので、その人たちがペイペイフリマも販売場所として選ぶかどうかというところですね。
販売されているものは、価格帯は安めで、子供のバックなどが多いような気がします。販売している人が少ないので、同じ人がたくさん出品しているようなラインナップになっています。
ペイペイフリマでハンドメイド品を販売するかどうかは、まだみんな探り探りという感じでしょうか?
今はまだペイペイフリマでハンドメイド市場は盛り上がっていませんが今後に期待したいですね。
私もペイペイユーザーですので、ペイペイフリマもこれから賢く使っていき、ハンドメイド市場も盛り上がるといいなぁと思っています。
とにかく、シンプルで分かりやすくて、誰でも使いやすいペイペイフリマ。上手にハンドメイド販売にもつなげていきましょう。