ハンドメイド作り方 PR

移動ポケットのクリップが痛いなら、ゴム式がおすすめ!作り方は?

移動ポケットは、コロナ禍の今や子供達の必需品です。

ハンカチ、ティッシュ、交換用のマスク。

だけど、移動ポケットって

「付けているとクリップが当たって痛い」

「毎朝クリップで挟むのがめんどくさい」

「トイレに行くときに邪魔」

など、意外と使いにくい面もあります。最初は気に入ってルンルンで付けていた子供も、しばらくすると付けなくなっていく・・・。というのはあるあるじゃないでしょうか。

うちの子も、その一人です。

しかし、コロナの影響で、学校でも手洗い・消毒をこまめにするようになり、それまではハンカチを持って行かなかった娘もさすがにハンカチが必要→移動ポケットも必要という事で、今では毎日つけて行っています。

毎日つけるものだから、出来るだけストレスなく使って欲しいですよね。

ということで、今回は

「移動ポケットのクリップが痛い!」「付けるのめんどくさい!」「トイレ行くとき邪魔~!」

というお子さんのために、ゴムベルトで使える移動ポケットをご紹介します!

しかし!「クリップで挟んで使いたい時もあるよね・・・」というママさんの本音にもお答えして、

クリップでもゴムベルトでも使えるオリジナルのレシピも作っちゃいました!

仕立てにもこだわっているのでぜひ最後まで見てみて下さい^^

クリップでもゴムベルトでも使える移動ポケット

子供にとってどんなポケットがが使いやすいんだろう?

毎日移動ポケットを付けて学校へ行く子供達ですが、いろいろと気になる点があり、それらの問題を解決するためには4つのポイントがあるという事に気付きました。

そのポイントとは

・タオルハンカチもすっぽり入る大きめサイズ

・ふたはボタンやマジックテープで留めなくてもいい

・ゴムベルトは取り外し可能

・洗濯するので、じょうぶである

ということでした。

タオルハンカチもすっぽり入る大きめサイズ

まず、手を洗う回数が増えたため、普通のハンカチだとすぐびちゃびちゃになってしまうのでタオルハンカチを持たせたい。

と思ったのですが、意外と市販の移動ポケットも、手芸本などで紹介されている作り方も、サイズが小さいんですよね。

こちらが数年前に作った移動ポケット↓

タオルハンカチを入れるとはみ出てふたが浮いてしまいます。

コロナが流行る前は、ダブルガーゼで作った小さめのハンカチを持たせていたのでこれでも大丈夫でしたが、今はそれでは足りません。だから、サイズは大きめに。

ふたはボタンやマジックテープで留めなくてもいい

次に、ふたをボタンやマジックテープで留めなくてもいいということ。

いちいちボタンを留めるの、面倒くさいですよね。

大人でも面倒くさいと思うのに子供がやるとは思えません。

マグネット式のボタンならまだ簡単に留められますが、移動ポケットって基本毎日洗濯するものだと思うので、マグネット式は「さび」とかが心配だし。

マジックテープは、最初はいいんですが、使ったことがあるママさんなら分かると思いますがマジックテープってすごく消耗するんですよね。

ベリベリって繰り返していくとだんだんくっつかなくなるし、洗濯を繰り返すとマジックテープの端がほつれて来るし、気付いたらベロンと剥がれてしまっています。

で、結局マジックテープを外して使う事になるので、だったら最初からなくてもいいじゃん!ということです。

ゴムベルトは取り外し可能

そして、クリップでもゴムベルトでも使えるということ。一般的に出回っているゴムベルト式の移動ポケットは、ゴムベルト自体がポケットに縫い付けられています。

でもこれだとゴムベルトも毎回洗濯しないといけなくてこれだとまた消耗が気になるところ。

移動ポケットだけ洗いたいなぁということもきっとあると思うので、ベルトは絶対取り外し可能がいいなと思いました。

洗濯するので、じょうぶである

そして、洗濯を繰り返すので、丈夫であること。

薄手の物はすぐに乾いていいけれど、やっぱりすぐにへたってしまします。

ラミネート生地で作った移動ポケットもありますが、確かに濡れたハンカチを入れておくにはいいと思いますが、でも洗濯しづらいですよね。

アルコールで拭けばいいかもしれませんが、なんとなく洗いたくないですか?

ということで、私の移動ポケットに対するこだわりがどんどん強くなり、あーでもないこーでもないとたくさんの移動ポケットを試作しました。

これは、試作した作品の一部です↓

一体何個作ったことでしょう。

たぶん、ここ最近で一番移動ポケットを作った人じゃないでしょうか^^

そして試行錯誤を繰り返し、4つのポイントをクリアした完成品がこちらです!

ふたは長めに設計し、やや厚手の生地に接着芯を貼ることでボタンやマジックテープがなくてもしっかりふたをしてくれます。

取り外し可能のゴムベルトも↓

ゴムベルトも輪っかにしたものを通してみたり、ポケットにボタンをつけてそこにベルトをつけてみたり色々と試しましたが、最終的にこの形に落ち着きました。

タオルハンカチもすっぽり入って、ティッシュも取り出しやすく、ポケットの裏面もすっきりしたデザイン♪

ゴムの長さは調節可能です!

市販のゴムベルトを付けることも可能です↓

以前に作った移動ポケットと比べるとサイズがこんなに違います!↓

(以前に作ったものは洗濯を繰り返しているのでちょっとくたびれてしまっていますがご了承ください^^;)

そして、何と言っても仕立てが綺麗!ということにもこだわりました。

かなりの自信作です。

こちらは、作り方と実物大型紙をレシピとして販売していますので、良かったらSHOPをのぞいてみて下さいね♪

ゴムベルトの作り方も詳しく紹介しています。

クリップでもゴムベルトでも使える!

2WAY移動ポケットの作り方

作り方レシピ 19ページ

実物大型紙 3ページ

価格 490円

★レシピは図と写真を多数用いて分かりやすく説明しています。

★実物大型紙は、そのまま切って使えるので便利です。

★もし作り方等で分からないことがあれば専用メールアドレスで問い合わせいただくことが出来ますので、初心者の方でも安心です^^

★ダウンロード形式の販売なので、購入後すぐに商品を手にしていただくことが出来ます。

レシピを使って作った作品を販売していただくことが可能です。

ハンドメイド販売に活用していただければ嬉しいです。

ただし、レシピ自体を模写・転写・流用・販売することは固く禁じています。

「購入する」ボタンをクリック→Kiramの文字をクリックすると商品の詳細が見られます。すぐに購入画面には移動しませんので安心してSHOPをご覧になってください^^

こんなレシピあったらいいな、というリクエストもお待ちしております♪

こちらの見本作品に使用した材料を参考に載せておきます↓

(現在は販売されていないものもあるので、使用した商品に近いものも含みます)

表布に使用したマカロン柄オックス生地

ゴムベルトに使用したTCブロード

ゴムベルトに使用したボタン

東京アンティークさんとエムワイママさんのコラボのボタンです。

作品に使用したボタンは完売していますが、違う柄の物は今も購入出来ます。

ズパゲッティを使ったゴムベルトの作り方

次にご紹介するのは、ズパゲッティを使ったゴムベルトの作り方です。

これは、市販品の移動ポケットにゴムベルトを付けたいな、というところから考えたものです。

こちらは取り外し可能ではないですが、既に持っている移動ポケットをゴム式で使いたいという場合には使えると思うので参考にしてみて下さい。

なぜ、ズパゲッティを使うのかと言うと、

市販の移動ポケットの、クリップを挟むループ部分にゴムベルトを通そうと思ったのですが、ループが小さくてゴムベルトを通すことが出来なかったのです。

ズパゲッティの糸がちょうどループに通すのにちょうど良かったのです。

と言葉にしてもよく分からないと思いますので、実際に見ていただければと思います。

では、早速作っていきます!

①用意するものはこちらです。(布やゴムの長さや幅はお子様に合わせて調節してください。)

②ズパゲッティの糸の端をマスキングテープなどで留めておき、三つ編みをします。

③編んだら両端を糸でグルグル巻いて結んでおきます。これがクリップが付いていた所に通す部分になります。

④5×60㎝の布の端のこのあたり↓に平ゴムを仮止めしておきます。

⑤布の両端から0.3㎝~0.5㎝のところを折ってアイロンをかけます。

(ゴムを仮止めする前にやった方がやりやすかったですね。ごめんなさい。)

⑥平ゴムを入れ込む形で二つ折りにして端にミシンをかけます。

写真を撮り忘れましたが、布の短い方の端を0.5㎝内側に折ってからミシンをかけます。

※この時、ゴムを一緒に縫ってしまわないように気を付けて下さいね。

⑦縫ったところ。反対側の端も0.5㎝折った状態で縫うと写真のように平ゴムがちょこっとだけ飛び出します。

⑧縫い始め側(平ゴム仮止めしていた方)に、最初に作っておいたズパゲッティの糸を入れ込んで、ミシンをかけます。

入れにくい場合は目打ちなどを使うときれいに入ります。

⑨次に先ほどミシンをかけた反対側にミシンステッチをかけます。先ほどよりもさらに平ゴムを一緒に縫ってしまいがちなので、気を付けながら縫います。

ステッチをかけたら、平ゴムを引っ張り、布にギャザーを寄せます。

そしたら平ゴムを10㎝くらいカットします。

※布よりゴムの長さが短いと、ミシンをかけるときにゴムが筒の中に入ってしまったりして縫いにくいので、後でカットすることを前提で長めに用意しています。

⑩移動ポケットのクリップを挟む部分(ループ)に先ほどズパゲッティの糸を三つ編みして作ったひもを通します。

⑪ループに通した状態で、輪になるように反対側のズパゲッティのひもを入れ込んで、⑧と同じようにミシンをかけます。

※平ゴムが外れてしまわないように、2度縫いすることをおすすめします。

※ループに通さず輪っかにしてしまうと移動ポケットに付けることが出来ませんのでご注意下さい。

⑫完成しました!

ひも部分はもう少し幅を広くした方が良かったかなぁ、と思いましたが、なかなかかわいく仕上がったと思います。

ギャザーをもっとたっぷり寄せたかったら、布幅を長く取ってくださいね。

ズパゲッティの糸で作ったひもの部分は、もちろん普通のひもでも大丈夫です。良かったら参考にしてみて下さいね♪

クリップは少し高くても100均以外がおすすめ

ゴムベルトもおすすめですが、高学年になるとゴム式は恥ずかしくなると思うのでクリップを使う事になると思います。

クリップも最近では100均でもかわいいものが色々売っています。

販売用には使いませんが、我が子用の物は100均のものでいいいか!と思って使っていましたが、やはり100均・・・。

次々に破損・・・。

写真を取っておけばよかったですが、まず壊れるのはクリップの挟む部分のプラスチック。

これがまず弱い。硬いんだけど、付けにくいし、強度が弱いのです。子供が学校の机にぶつけただけで崩壊です。

そして、ポケットのひもに通す部分も割れやすい。

これ、ヒビ入ってます。そろそろ割れそうです。

4セット買ったのですが、結局約2か月でほぼ全部壊れてしまいました。

色んなタイプを使ってみましたが、一番おすすめなのはこちらのタイプです。↓


すごく丈夫でかなり長く使えます。ボタンはパチンと留めるタイプですが、留め具合が緩くなったりすることもないです。

かれこれ2年くらいは使っていますが、まだ1回も壊れていませんのでおすすめです!

 

今どきの体操服袋の作り方。持ち手・裏地付きでも意外と簡単!

住所や電話番号を公表せずにハンドメイド販売が出来るバーチャルオフィスはこちら