かぎ針で編むエコたわしや、ズパゲッティなどのTシャツヤーンで編むバックなどに比べて、レース編みってちょっと難しそうですよね。
ちょっと複雑そうで、始めるにも少しハードルが上がるので、編み物の中でもレース編みをしているハンドメイド作家さんもそう多くはないです。
でも、繊細なレース編みが出来たらいいなぁと思う人も多いのでは?
私がかぎ針を始めて、まずハマったのがレース編みのドイリーです。
手芸本で編み図を見た時は、編み図の見方もさっぱり解らず、編める気が全くしませんでしたが、
一度基本が分かれば後は繰り返し。
どんどん編めて素敵なレース編みが仕上がっていくのは本当に楽しい作業です。
では、そんなレース編みの魅力について詳しく見ていきましょう!
レース編みのドイリーとは?
まず、レース編みと普通のかぎ針で編む方法との違いですが、それはかぎ針の太さです。
レース針で編むのか、普通のかぎ針で編むのか。
普段私が使っているレース針とかぎ針がこちらです↓
レース針は、母からのお下がりなのでかなりの年代物で、ちょっと年季が入っていますがまだ全然使えます。比べると針の太さが全然違いますよね。
そして、使用する糸ももちろん太さが違います。レース針にはレース糸または極細のコットン糸などを使用し、普通のかぎ針には針の号数に合った太さの糸を使用します。
なので、かぎ針が出来る人はレース編みも出来るということです。太さの違いだけってこどです。(他にも細かい違いがあるのかもしれませんが、編む上で気にすることはないです。)
針も糸も細い分、それだけ繊細なデザインが表現できるのが魅力です。
レース編みと言えば、このようなドイリーが基本↓
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形も色々。
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色んな色の糸で編むのも楽しい。
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ドイリーとは、簡単に言うと「敷物」です。花瓶やコップ、インテリアを飾る時に敷くもの。または敷くだけでなくカバーとしてかけたり、バックなどのポイントとして縫い付けたり、使い方は色々です。
基本のレース編みが出来るようになれば、アクセサリーなどにも応用して様々な物が編めるようになるので、ぜひ挑戦してみて下さいね!
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初心者でも編めるドイリーの編み方
ドイリーを編むのはとっても楽しいです。もくもくと編んで行き、それがレースのような模様になってくのはすごく楽しい作業です。
基本はかぎ針と同じで細編み、長編み、鎖編みなどの組み合わせなので、初心者さんでも比較的挑戦しやすいと思います。
おすすめなのは、「動画を見ながら、編み図も確認する」方法です。どうしても編み図だけだと、どこに針を刺していいのか分かりにく事があるので、実際に編んでいる所を見るのが早く上達するコツです。
もちろん、レース編み教室などに行くことが出来れば一番いいですが、忙しい主婦にはなかなか現実的ではないでしょう。
「MIROOM」なら、初心者向けのドイリーの編み方を「動画+編み図」で習う事が出来ますよ!↓
私も編んでみました。
編み図をダウンロードして
1時間かからず編めましたよ。
細編みと鎖編みだけで編むことが出来ますが、「細編み2目を編み入れる」とか「細編み2目一度」などの編み方も盛り込まれているので、基本の編み方を練習することが出来ます!
ちなみに今回はこちらの糸を使っています↓
ピエロさんのシャインコットン♪
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シャインコットンは発色が綺麗で、糸も細くてしっかりしているのでレース編みにも向いています。
こちらは初級者向けでしたが、MIROOMでは、初級、中級向けのドイリーの編み方や、かぎ針超初級者向けのレッスン動画もあるのですごくおすすめです。
しかも編み図もダウンロード出来るので、慣れれば動画なしで編み図だけ見ながら編むことが出来ます。(MIROOMの登録が必要です)
まずは編んでみる。基本が分かったら、いろんな編み方に挑戦する。
どんどん編めるようになると本当に楽しいですよ!
ドイリーはハンドメイドで売れるのか?
レース編みも、ドイリーも、実は数年前にちょっとブームになりました。「バテンレース」が流行ったころです。私の記憶では今から6~7年前の2013年頃でしょうか。
その当時、ドイリーやバテンレースを使った小物やバック、洋服がすごく人気で、私もいくつも作っていました。
今はその頃に比べたらアイテムとしては少なくなっていますが、それでもずっと定番で人気があります。
私の知っている作家さんは、ちょっと大きめの(直径30~40㎝くらい)ドイリーを作って委託販売をされていますが、販売するといつもすぐに完売しています。
なかなかそういう作品を作る作家さんもいないので珍しいのと、やはり好きな人達がいるという事でしょう。
という事で、ハンドメイドとしても売れるアイテムだと思います。
ミンネで「ドイリー」と検索すると約4,700件ヒットしました(2020年3月現在)。「使い道がよく分からない」とか「若い人は興味なさそう」など、一見売れにくいイメージもあるかもしれませんが、再販されている作品も結構あります。
売れている作品はやはり仕上がりが綺麗ですね。
レース編みは繊細な分、どうしても技術の高さ低さが仕上がりに出てしまいます。丁寧に編まれていて、仕上げのアイロンや糊付けもきちんとされている作品は見てすぐ分かります。
それから、レースなので作品に厚みがなく、折りたたんで配送出来るので、作品が売れた時に送料も安く抑えることが出来るもの魅力です。
そして、新商品をどんどん作らなくても、定番のデザインで売れるというのも魅力ですね。
レース編みの材料は100均で買える?
レース糸は、実は100均でもかなり品揃え豊富です。
ダイソー↓
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セリア↓
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そして、品質も結構いいと私は思います。100均のレース糸で作った作品をインスタで紹介している人もたくさんいます。
ドイリーとして使うにはちょうどいい糸だと思います。ドイリーでもかなり繊細で細かいデザインの物を編むには少し糸が太いと思うので、その場合はもっと細い糸を使いましょう。
ただ、販売するなら出来れば100均のものを材料にするのは避けたいですね。品質は良くても、「100均」というイメージがどうしても強く出てしまう。
(100均=品質が悪いというイメージも払拭されつつあるような気もしていますが。ほんとクオリティ高くなってますよね。)
糸で分かるというか、色味で100均のものと分かることが多いですね。種類は豊富ですが、やはり見る人が見ればすぐに解ってしまいますからね。
販売するなら、ピエロさんの糸がおすすめですよ!
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微妙な色合いのレース糸も揃っているので、作品の良さも引き立ちます!
無料の編み図を参考にして編んだ作品は販売してもOK?
「ドイリー」「編み図」「無料」などと検索するとたくさんの編み図が出てきます。
特にドイリーやレース編みは、ほとんど決まった編み方を組み合わせているだけなので正直「著作権」とか「パクった」とかが明確にならない事が多いと思います。
でも、明らかに誰かが考えた編み図をそのまま使って編んだり、手芸本に載っている編み方そのままの作品を販売するのはどうなんでしょう?
オリジナリティが高い編み図ならばれるかもしれませんし、王道のデザインならばれないかもしれません。
ただ、ばれるばれないの問題ではなく、ここはモラルの問題ですよね。
参考にするのは大いにいいと思いますが、そこはモラルを持って判断しましょうね。
中には「商用利用OK」の編み図もあると思いますが、それはOKだと思います。でも自分で考えたデザインで作品が作れれば一番いいですね。