UVレジンで作るアクセサリーはもはや定番になって来た今日この頃です。
レジンが出始めた頃に比べて、レジンそのものの質も良くなり、手軽に購入できるようにもなり、作る人も増えてどんどんと作品も進化しています。
レジンと言えば、主に金属で出来たミール皿、レジン枠と一緒に使ったり、シリコンモールドでパールやキラキラパーツを入れこんだり。最近流行しているドライフラワーを詰め込んだり。
レジン自体が透明で光を通すので、一緒に使うアイテムもそれを生かすようなアイテムがほどんとだったと思います。
でも、最近このレジンに「木」を合わせるのが流行しています。
レジンと木?
なんかちょとミスマッチなんじゃ?
っていう感じもしてしまいますよね。でも、そんなことはないんです。レジンを使ったハンドメイドアイテムはどんどん進化しています!
では、「木」と「レジン」を合わせたアクセサリーってどんなものなのか、詳しく見ていきましょう!
木とレジンで作られたアクセサリーってどんなもの?
言葉だけではイメージがなかなかつかないと思うので、まずはどんなものなのか参考になる作品をご紹介しますね。
木とレジンのピアス
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木とレジンの指輪
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木とレジンのネックレス
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どうでしょう?ちょっとイメージしていたのと違ったという人も多いのでは?
木とレジンが一体化していて、まるでもともとひとつの物体だったかのように見えます。すごく素敵ですよね!
考えた人、すごい!
本当に素敵です。これがレジンと木で出来ているなんて、ハンドメイドで作れるなんてすごいと思いませんか?
木の素材を使った「ウッドアクセサリー」が最近人気ですが、ほとんどはウッドビーズや、木で出来たアクセサリーパーツを、他の素材と組み合わせたデザインの物です。
ウッドビーズとレジンパーツを合わせるのではなく、木とレジンをくっつけちゃおうという発想が斬新ですよね!
ヒルナンデスで「ウッドレジン」として紹介された!
2020年1月29日放送の「ヒルナンデス ハンドメイド主婦に弟子入り!」で「ウッドレジン」として紹介されました。
「男性にも人気」のアイテムということですが、一番の売れ筋は「ピアス」ということでしたよ!
ヒルナンデスで紹介されていた作り方を紹介しておきますね。
自分で型を作りたい場合は、プラスチックの板を好きなサイズでカットして、それをグルーガンで組み立ててオリジナルの方を作っていました。
また、丸いデザインを作りたい場合は、木のパーツにセロハンテープを巻き付け、それをそのまま型として使います。これなら簡単そうですね!
これなら好きなようにデザイン出来ますね!
松本明子さん 夫婦箸 2,000円 → 売れず
西郷輝彦さん 愛のレター(レターオープナー・ペンダント) 1,000円 → 売れた
春日さん 置きスカリバー 2,000円 → 売れず
西郷輝彦さんの作品を買ったのは40代女性で、「飼っている猫の爪に似ていて持っていたら何かいいことあるかも」「娘の受験のお守りにしたい」という理由で購入されたそうです。
一見難しそうな木とレジン(ウッドレジン)のアイテムですが、番組を見ていると意外と初心者でも出来るかもしれない、と思った方も多いのではないでしょうか?
セリアでも木のパーツが増えてきている
先ほども書きましたが、実は「木」のアイテムって、ハンドメイドでは密かにブームになってきています。ハンドメイドの流行に敏感なセリアさんでは、「木」のアクセサリーパーツの種類がどんどん増えてきています。
どんなものかというと、こんなのです↓(イメージです)
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こちらはフェリシモのキットで作れる作品ですが、こんな感じの木枠が、セリアでは色んな種類のものが販売されています。
(実際の商品の画像は見つけることが出来ませんでした。今度セリアに行ったときにゲットしたいと思います!)
最初にご紹介した「木とレジンが一体化」したものではなく、「木で出来たパーツにレジンを流し込む」タイプの物です。
金属のパーツに流し込んで作ったものに比べて、ずいぶん印象が違いますよね。
木の温かみが伝わってきて、優しい雰囲気が漂っています♪
このフェリシモのキットは最近出たものではなく、実は数年前から販売されていたのですが、じわじわと認知度も上がって来ているようですよ。
数年前のハンドメイドのイベントでもこの「木とレジン」で出来たヘアゴムやブローチを販売している作家さんを見かけました。でも、その後は一度も見かけていません。
ですが、セリアではこのタイプのレジンの木枠の種類が少しずつ増えてきていて、このフェリシモのキットと同じような物を作ることが出来ます。
と言っても、最初は基本の作り方をマスターするためにこのフェリシモのキットを買ってみるのもおすすめです。
私もフェリシモのハンドメイドキットはいくつも持っています。作り方の説明がとにかく丁寧。こんなに丁寧なキットも手芸本も他にはないと思います。本当に分かりやすいので、初心者さんはもちろん、初めてのジャンルに挑戦する時はおすすめですよ。
「木とレジンが一体化」したタイプの作品のキットはまだどこを探してもないと思いますが、今後出てくるのか?
フェリシモさんはレジンのキットにすごく力を入れているので、近々販売される可能性はあるかもしれません。期待しておきましょう♪
木とレジンのアクセサリーの作り方
では、木とレジンを合わせたアクセサリーはどうやって作るのでしょうか?
作り方を紹介している動画はとても少なかったのですが、こちらの動画はとても丁寧で分かりやすいと思います。
どんなレジン液を使っているのかは分からないのですが、たぶん一般的なレジン液でも同じように作れると思いますのでよかったら参考にしてみて下さい↓
木のパーツを作る時が面白いですよね。わざとギザキザになるようにちぎっている感じです。
このギザギザがあるからレジンとなじむんでしょうね。
この方は他にも「木とレジン」で色々なパーツを作った動画を紹介していらっしゃいますので気になる人は見てみて下さい。
木とレジン、実は相性がいいんですね。
木のあたたかさと、レジンの透明感が合わさって何とも言えない新しい感覚のアクセサリーと言えますね。今後もっと作る人が増えるんじゃないかなと思いますし、「木とレジンとドライフラワー」とか、今後も進化していきそうですね。
しかし!
ミンネで「木とレジン」で検索してみたらなんと約42,000件もヒットしました!
ほんとに?そんなにメジャーだったかしら??
と思ってよくよく見てみると、やはり違いました。
「木とレジン」でヒットしたものは、普通のレジンのアクセサリーやパーツ、ウッドビーズを使ったアクセサリーなんかも含まれていたので、この記事で紹介した「木とレジンが一体化したような」アクセサリーはやはり少なかったです。
実際にこのタイプのアクセサリーを作っている作家さんはごく数名というがわかりました。
(ちなみに「木と樹脂」で検索しても同じような結果でした。)
そして、この木とレジンのアクセサリー、結構な高値で販売され、そして売れています。
指輪で6,000円位のものが何度も再販されていました。もちろん、クオリティが高いものです。
ですが、材料のメインは「木とレジン」。コストとしてはどう見積もっても高くないはずです。アクセサリーは高値では売れにくいと言われている中、この値段で売れているというのはすごいことだと思います。
理由の一つはやはり「珍しい」という事。
何でもかんでも、珍しいことをやればいいっていう訳ではありませんが、ハンドメイドの良さってこれですよね。
みんな、珍しい物、好きですよね?他では見たことないようなものに出会った時、「わぁ!なにこれ、素敵!」となるはずです。
作り方も、そんなに難しくない。これは今後やってみる価値がありそうですね!