2020年1月15日放送の「ヒルナンデス!ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナーでアクリルたわし(エコたわし)が紹介されました!
今年初めての「ハンドメイド主婦に弟子入り!」のコーナー。私を含め楽しみにしていた人も多かったと思いますが、まさか一発目に「アクリルたわし」が来るとは思いませんでした。
しかも、つい数日前にアクリルたわしについての記事を書いたばかりだったのです!
その記事はこちら↓
ちょっとびっくりしながらも、改めてアクリルたわしは2020年もいける!と思ったのでした。では、ヒルナンデスで紹介されたアクリルたわしはどんなものだったのか見ていきましょう!
アクリルたわしはおままごととしても人気
番組で紹介されていた作家さんは、シンプルな物から、立体的な物まで様々な作品を作っておられました。
立体的な物は、もはやたわしではなく「あみぐるみ」と言っていいくらいです。
こちらはアクリルたわし↓
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こちらはあみぐるみ↓
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正直、作り方も変わりはありません。中に綿がはいっているか、スポンジが入っているかの違いや、どんな毛糸で編むかの違いくらいです。
アクリル毛糸で作った編みぐるみなら、たわしとしても使えるのであみぐるみともアクリルたわしともどちらとも言えますね。
あみぐるみも一時期ブームになり、手芸本などもたくさん販売され、作る人も多かったですが、最近は少しブームが去った感じはありましたよね。
それが「アクリルたわし」に変身して新たな人気アイテムになりつつあるので、今まであみぐるみを作っていた人は、ちょっと作り方を変えればすぐにアクリルたわし作家として活躍できますね!
そして、「アクリルたわし」と言いつつも、最近は子供のおままごとのおもちゃとして購入する人もいるそうです。おもちゃとして遊んで、飽きたらたわしとしても使える、という一石二鳥のアイテムというわけです。
先日のアクリルたわしの記事にも書きましたが、アクリルたわしを使う事によりマイクロプラスチックが流れ出て環境汚染の可能性がある・・・ということだったので、正直アクリルたわしは今後作る人も購入する人も減っていくかな、と思っていたところでした。
でも!おままごととして使えるなら、それはまた新たなアイテムとして広がりを見せる可能性もあるってことですよね。
そして、おままごととしての役割を終えてたわしとして使っても、「1回の使い捨て」にすれば、洗ってマイクロプラスチックが流れ出ることもありません。
あみぐるみのエコアイテムと言ってもいいかもしれませんね。
ヒルナンデスの中でも、松本明子さんが「アクリルたわしって油汚れが落ちるのよね~」って普通に言っておられて、もちろんマイクロプラスチックの事には何も触れていませんでした。
私もついこの間知った事なので、まだ世の中には浸透していないのかもしれません。
もし、本当にアクリルたわしが環境汚染の原因になっているのなら、みんなで考えないといけない問題ですよね。
初心者でも編めるのが魅力
番組では、松本明子さんは小学生の時「手芸部」だったということもあり、スイスイと編んでいました。
一方ゲストの西郷輝彦さんと春日さんは編み物は初めて。しかも男性。
制限時間たった60分で本当に仕上がるのかな?と思って見ていましたが、講師の作家さんに手取り足取り教えてもらいながら、けっこう上手に編んでいらっしゃいました。
お二人とも器用でセンスがあったというのもあるかもしれませんが、講師の先生がだいぶ手伝ったのかな?という感じが個人的にはしました。でも仕上がりはなかなかのものでしたよ。
初心者の男性でも編めるんですから、ほとんどの方は数時間で編めるようになると思います。
かぎ針は基本を覚えてしまえばほぼ同じことの繰り返しなので、最初だけちょっとがんばれば、あとは単純作業でどんどん編めていきます。
ぼーっとしながら、何も考えず無心になって編み物をするのが好きな人、多いと思います。
ヒルナンデスで紹介された作品は売れたのか?
では、ヒルナンデスで紹介された商品は実際売れたのでしょうか?
ラクマで一か月販売した結果はこちらです。
松本明子さん ハッピースマイル 480円 → 売れず
西郷輝彦さん いくらの軍艦巻き 900円 → 売れた
春日さん シェイカー洗い 1,600円 → 売れた
なんと手芸部だった松本さんの作品だけ売れなかった、という結果になりました。
技術的には松本さんが一番上だったと思いますが、技術だけでは売れないという事が証明されましたね。
編み物初心者のお二人の作品が売れたんですから。
松本さんの作品は、平面の作品で、スマイルのモチーフで人気のデザインではあったと思いますが、少しありきたりな感じではありましたね。
編み目もきれいだし、色もきれいだし、かわいいけど、お金を出して買うほどではない、と思われた可能性があります。
西郷輝彦さんの作品は、立体的な「軍艦巻き」。購入した方10代の方だったそうです!購入理由は「小さいころから軍艦巻きが好きで一目惚れした」とのこと。
どう考えても「たわし」としては購入してなさそうですよね。
きっとコレクションとか、インテリアとして購入されたんでしょう。
この「軍艦巻き」っていうマニアックなアイテムが、ごく一部の人の心に刺さったという事ですね。
松本さんの作品と比べてみると、ターゲットが絞られていて、作品への細部へのこだわりが出ているのが良く分かります。やはり、何を誰のために作るのか、誰が喜ぶのか?という事を考えるのがすごく重要という事ですね。
春日さんの作品は、正直売れないだろうなと思っていましたが、売れましたね!
購入した方は30代女性で、筋トレを始めた旦那様へのプレゼントとして。という理由だったそうです。
普通に考えたら「誰が買うんだ?」というものも、ピンポイントでヒットする人がいれば売れる。春日さんの作品はほとんどがこのパターンですよね。
ハンドメイド作家が春日さんに学べる事って実はたくさんあると思います。
いくら技術があって、クオリティが高くても、欲しい人がいなければ売れない。自己満足では売れないんです。技術とか知識とかはもちろんあった方がいいですが、一番大事なのは「誰のためか」を真剣に考えること、というのを忘れてはいけませんね。