やってみよう! PR

藤のかごバッグや小物、アクセサリーを手作りするラタンワークとは?

最近注目度が上がっている、「ラタンワーク」

ラタンを使った小物やアクセサリーなどをよく見かけるようになりましたよね。

ラタンで編まれたかごバッグは以前からおしゃれアイテムとして人気ですが、自分で編むのはちょっとハードルが高く、習いに行くのも本格的な教室でないと難しい。そんな印象でした。

しかし、最近は簡単な小物から「ラタンワーク」を始める人が増えているそうです!

ラタンワークとは?

ラタンとは

ラタンとは、ヤシ科の植物の事です。とても丈夫で耐久性があり、またしなやかで柔らかいので家具やバッグ、小物などに加工しやすいのが特徴です。

ラタンで出来たかごバッグや小物入れなどは、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

上質なラタンで職人さんが丁寧に編んだかごバッグは高級品で、価格は5~10万円くらいのものが多いようです。

「藤」は何と読む?

ラタンは日本で「藤」と呼びますが、読み方は「ふじ」ではなく「とう」です。

最近はアクセサリーなどでも人気のアイテムです。

 

View this post on Instagram

 

yun(@_yun_10182)がシェアした投稿

こういったラタンのアクセサリーパーツはネットでも購入出来るので、簡単に作ることも可能です。

「藤クラフト」などとも呼ばれる

ラタンワークという言葉はまだあまり浸透していないようですが、藤クラフト、藤工芸、藤細工などと呼ばれることもあるようです。

もともとは職人さんが作っていたものが、最近では自分でも作りたいという人が増えて来たため、専門の書籍が出版されたりしています。

初心者でも作れるラタンワークの小物・アクセサリー

ラタンワークは天然素材を利用するため、見た目や作り方が似ているクラフトバンド(エコクラフト)のように材料がいつも同じではありません。色や質は個体差があるからです。

また、藤を使う時は水などに浸して柔らかくしてから編む、編んでいる作業中なども霧吹きで濡らしながら使うなど手間もかかります。

でもそれだけ手間暇かけて作るからこそ、ハンドメイドの温かみや自然の良さを感じられます。

初めてラタンワークを始めるなら、ブローチなどの比較的簡単なものから作ってみましょう。

こちらの作家さんはラタンワークのワークショップを開催されています↓


ブローチやアクセサリーが作れるようになったら、小物入れにもチャレンジ!

ラタンワークは一見難しそうに見えますが、特別な道具も必要なくコツをつかめば淡々と作業を進めて行けるハンドメイドです。

ミンネなどのハンドメイドサイトでもラタンの小物やアクセサリーは人気なので、挑戦てみる価値はあると思いますよ!

ラタンワークの材料はどこで買える?

ラタンワークの材料は、まだどこの手芸屋でも買えるというわけではなさそうです。

ネットでもラタン(藤)の材料を扱っているお店は限られています。

小西のラタンさん↓


天然素材なので、やはりどこでも買えるというわけでなないんでしょうね。

ということで、天然素材ではなくプラスチックで出来ている「マジックラタン」という素材もあります。

プラスチックで出来ているので、いつもでも同じものが買える、扱いが楽、価格が安いなどメリットがあります。


完成したかごは水洗いもできるそうなので、キッチンなどで使うアイテムを作る場合はこちらのマジックラタンの方がいいかもしれませんね。

 

ラタンワークの材料は100均でも買えるのか?

一応、ラタン(藤)の材料が100均でも買えるかどうか調べてみました。

やはり、天然素材なので100均で取り扱いはありませんでした。(プラスチック製のものもありませんでした。

ですが、100均で買えるクラフトバンドを割いて、藤に見立てて作っている人もいるようです。

もちろん仕上がりは違いますが、すぐに材料を手に入れることが出来ない人は、クラフトバンドで編み方を覚えてからでもいいかもしれませんね。

ラタンワークのおすすめ本

最後に、ラタンワークを始める初心者におすすめの本を紹介します。

堀川波さんの、基本の編み方が分かる本はこちら↓


 

基本のプレートや、トートバッグの下の部分がラタンになっているデザインのもの、ふた付のバッグなど、初心者向けとは言えクオリティの高い作品の作り方が分かりやすく説明されています。

 

朝倉明日香さんの、アクセサリーや小物もつくれる本はこちら↓


 

基本の「あわじ結び」のバレッタから、ちょっと難しそうなフルーツかごまで作れますよ。